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絶対に許さないからね
第2章 平和な時間
「おっぱいもぺったんこだよー」
そうか。
もう友達には胸が膨らみはじめている子がいるころか。
しかし詩子よ、すまない。
そこが母と似たなら、
大人になったとて、著しい成長は見込めないぞ。
「うだうだ言ってないで、
ご飯とパン、どっちにするの?」
今の詩子を見ているとわかる。
三十分はやく起こしたって、
うだうだしてて結局シャワー浴びる時間なんかない。
「今日はご飯にする。
きゅうりの浅漬け出して」
突っ伏して、テーブルにおでこをくっつけた姿勢で詩子は言う。
「たまごは?」
「目玉焼き」
「昨夜の肉じゃが残ってるけどどうする?」
「食べる」
朝に弱いのに、
しっかりと食欲があってよろしい。
フライパンを温めながら、
詩子の小さなお茶碗にご飯をよそってやる。
そうか。
もう友達には胸が膨らみはじめている子がいるころか。
しかし詩子よ、すまない。
そこが母と似たなら、
大人になったとて、著しい成長は見込めないぞ。
「うだうだ言ってないで、
ご飯とパン、どっちにするの?」
今の詩子を見ているとわかる。
三十分はやく起こしたって、
うだうだしてて結局シャワー浴びる時間なんかない。
「今日はご飯にする。
きゅうりの浅漬け出して」
突っ伏して、テーブルにおでこをくっつけた姿勢で詩子は言う。
「たまごは?」
「目玉焼き」
「昨夜の肉じゃが残ってるけどどうする?」
「食べる」
朝に弱いのに、
しっかりと食欲があってよろしい。
フライパンを温めながら、
詩子の小さなお茶碗にご飯をよそってやる。