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絶対に許さないからね
第15章 サプライズ
「おーい、詩子、パパが帰ってきたぞー」
もし詩子がいたら、
お姫様抱っこされてるとこなんか見せられない。
「詩子、いないわよ。留守にしてる」
ようやく頭が追いついてきて、わたしは言った。
「え、どこ行ったんだ?」
驚いた顔で、わたしをソファに下ろす。
ちょっと不満。
久しぶりなんだから、
もうちょっとくっついていたいのに。
「ついでに言うと、今日は帰ってこないよ。
牧原の家に行ってるの」
「えー、せっかく帰ってきたのに」
仰け反りながら言う。
海外かぶれかってくらい、大きな身振り。
「明日帰ってくるわよ。明後日は学校だし」
「俺も明後日は仕事だよ。
明日朝一でこっち出ないと」
もし詩子がいたら、
お姫様抱っこされてるとこなんか見せられない。
「詩子、いないわよ。留守にしてる」
ようやく頭が追いついてきて、わたしは言った。
「え、どこ行ったんだ?」
驚いた顔で、わたしをソファに下ろす。
ちょっと不満。
久しぶりなんだから、
もうちょっとくっついていたいのに。
「ついでに言うと、今日は帰ってこないよ。
牧原の家に行ってるの」
「えー、せっかく帰ってきたのに」
仰け反りながら言う。
海外かぶれかってくらい、大きな身振り。
「明日帰ってくるわよ。明後日は学校だし」
「俺も明後日は仕事だよ。
明日朝一でこっち出ないと」