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絶対に許さないからね
第16章 絶対に許さないからね
「ねえ、もう一回しよう?」
ぶちゅぶちゅキスをしてあげる代わりに、
わたしは言った。
「いやいや、俺ももう二十代じゃないんだ。
四十歳に王手だよ。年を考えてくれよ」
途中帰国したことを後悔してももう遅いぞ。
明日また長時間の飛行機移動?
そんなのわたしの知ったことじゃない。
銀ちゃんはわたしを満足させることだけ考えていればいいのだ。
そうだ、飛行機の移動時間を睡眠にあてたらいいじゃないか。
だったら、朝まで眠らなくて大丈夫だね。
遠慮する気なんてさらさらなかったけど、
遠慮はいらないね。
「だめ、もう一回」
わたしはにっこり笑顔を銀ちゃんに向けた。
ぶちゅぶちゅキスをしてあげる代わりに、
わたしは言った。
「いやいや、俺ももう二十代じゃないんだ。
四十歳に王手だよ。年を考えてくれよ」
途中帰国したことを後悔してももう遅いぞ。
明日また長時間の飛行機移動?
そんなのわたしの知ったことじゃない。
銀ちゃんはわたしを満足させることだけ考えていればいいのだ。
そうだ、飛行機の移動時間を睡眠にあてたらいいじゃないか。
だったら、朝まで眠らなくて大丈夫だね。
遠慮する気なんてさらさらなかったけど、
遠慮はいらないね。
「だめ、もう一回」
わたしはにっこり笑顔を銀ちゃんに向けた。