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絶対に許さないからね
第17章 メッセージ
う、動けねぇ……
と思ったら、
後ろから銀ちゃんに抱き締められていた。
首に巻きついている腕が重い。
足を絡ませるんじゃない。
ちょっと離してくれ、おしっこがしたいんだ。
銀ちゃんをなんとか振りほどいて、
トイレで用を足した。
もう外は明るくなっている。
久しぶりのセックスのせいで、
腹筋と太ももが痛い。
あのあと銀ちゃんは、
次は普通にいちゃラブセックスがしたい、というので、
最初から最後までずっと途切れずにキスをしながら、
絡めた指を一度も離さないまま、
とろけるように甘いスローセックスをした。
それがなんだか思いのほかよくて、
終わったあともいちゃいちゃしていたら、
ふたりともそのまま寝てしまったようだ。
寝室に戻ると、銀ちゃんも目を覚ましていた。
裸だ。
もちろんわたしも裸のまま。
じーっと見ているので恥ずかしくなって、
わたしは床に落ちていた下着を拾い上げた。