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第17章 メッセージ

「あ、待って。もう少し裸のままでいよう」

「やだ。もう恥ずかしい」

「目に焼きつけておきたいんだよ。
またこれから二ヶ月はソロ活動だからな」

　知らんわ。
二ヶ月間、またオナ禁でもしてろ。

　構わずにブラジャーをつけようとしたけど、
銀ちゃんに取られてしまった。

「あー、あと二ヶ月、
知らない異国で言葉も通じなくて、
口に合わない飯を我慢しながら、
それでも家族のために必死に頑張る銀一郎くんにご褒美が欲しいなー」

「子どもか」

　わざとらしいご褒美要求に笑ってしまった。

「あげないけど、ご褒美なにが欲しいの？
試しに言ってみて」

「美香のえろい写真」

　一切の迷いない即答だった。