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絶対に許さないからね
第17章 メッセージ
「はあ?」

 全然予想していなかった答えにびっくりした。
お小遣いアップとか、
新しい車が欲しいとか、
そういう金銭に関わるご褒美だと思っていた。

「オナニー用のおかずが欲しいんだよ。頼むよ」

「いやいや、やだよ」

「いやまじて、冗談じゃなくてほんとに頼む」

 ほんとうに冗談で言ってるのではないらしい。
目が本気だ。

「それがないと、
もう我慢できなくて風俗に走るかもしれない。あぃっ」

 ごんっと、わたしの耳にも聞こえた。

「じょ、冗談冗談。
風俗なんか行かないよ、殴ることないだろ」

「今、にやにやしながら風俗入っていく銀ちゃんが見えた。
うきうきしてた」
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