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絶対に許さないからね
第17章 メッセージ
シャッターの音が聞こえて、
わたしはもうそそくさと下着をつけた。
「絶対にひとに見られないようにしてよ」
恥ずかしくて、
どんな顔をしていればいいのかわからなくて、
銀ちゃんを睨みつけながら言った。
「当たり前だよ。
これからは落下防止のストラップふたつつけて、
肌身離さず持ってる。
美香の裸は俺だけのものだ」
いや、わたしの裸はわたしのものだけどな。
さらに銀ちゃんは、
わたしの恥ずかしい毛を御守りに欲しいと言い出した。
こうなってくると銀ちゃんは無敵で、
どんなに拒否しても我が意志を貫ぎ通す。
抵抗する無駄を思い知っているわたしは、
なんかもう好きにしてくれって気持ちになって、
一本抜かせてあげた。
銀ちゃんはそれをスマホとスマホケースの間に挟んで、
大事そうに懐に仕舞って、
シンガポールへと戻っていった。
わたしはもうそそくさと下着をつけた。
「絶対にひとに見られないようにしてよ」
恥ずかしくて、
どんな顔をしていればいいのかわからなくて、
銀ちゃんを睨みつけながら言った。
「当たり前だよ。
これからは落下防止のストラップふたつつけて、
肌身離さず持ってる。
美香の裸は俺だけのものだ」
いや、わたしの裸はわたしのものだけどな。
さらに銀ちゃんは、
わたしの恥ずかしい毛を御守りに欲しいと言い出した。
こうなってくると銀ちゃんは無敵で、
どんなに拒否しても我が意志を貫ぎ通す。
抵抗する無駄を思い知っているわたしは、
なんかもう好きにしてくれって気持ちになって、
一本抜かせてあげた。
銀ちゃんはそれをスマホとスマホケースの間に挟んで、
大事そうに懐に仕舞って、
シンガポールへと戻っていった。