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絶対に許さないからね
第5章 自分だけの世界
「じゃあそうしようか。なに食べたい?」
「お寿司っ」
食い気味に即答する。
詩子の言うお寿司は、回転寿司のことだ。
サーモン、サーモン、たまご、サーモンと、
いつも偏った選び方をする。
「パパも来られればよかったのにねー」
座席と太ももの間に手のひらを挟んで、
足をぶらぶらさせながら詩子は言った。
「そうだね、お寿司好きだもんね」
銀ちゃんはお寿司ももちろん好きだけど、
詩子がなんでも美味しそうに食べているのを見るのが好きなのだ。
普段は仕事で帰りが遅いので、
なかなか家族団欒の時間が持てない。
「お寿司もそうだけど、
オーロ見ても、きっと大喜びだよ」
「ああ、そうだね」
銀ちゃんは犬に限らず、
動物全般大好き。
兄のオーロは、
ほとんど銀ちゃんにそそのかされて飼い始めたようなものだ。
「お寿司っ」
食い気味に即答する。
詩子の言うお寿司は、回転寿司のことだ。
サーモン、サーモン、たまご、サーモンと、
いつも偏った選び方をする。
「パパも来られればよかったのにねー」
座席と太ももの間に手のひらを挟んで、
足をぶらぶらさせながら詩子は言った。
「そうだね、お寿司好きだもんね」
銀ちゃんはお寿司ももちろん好きだけど、
詩子がなんでも美味しそうに食べているのを見るのが好きなのだ。
普段は仕事で帰りが遅いので、
なかなか家族団欒の時間が持てない。
「お寿司もそうだけど、
オーロ見ても、きっと大喜びだよ」
「ああ、そうだね」
銀ちゃんは犬に限らず、
動物全般大好き。
兄のオーロは、
ほとんど銀ちゃんにそそのかされて飼い始めたようなものだ。