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絶対に許さないからね
第1章 暗い水辺
 背後でひゅっと息を吸い込む気配がして、
わたしは振り返った。

「なんだ、やっぱりママか」

 詩子が立っていた。
コットン100%の、
舐めると甘そうな色合いのパジャマ。
去年買ったときはぶかぶかだったのに、
もうぴったりちょうどいいサイズになっている。
成長が嬉しいような、
まだ小さいままでいてほしいような。

「幽霊かと思って期待しちゃった」

 まだあどけなさの残る詩子の声。
詩子は少し変わっていて、幽霊に興味津々で、
彼女から見ると、「幽霊って超クール」
ということになるらしい。
子どものくせに生意気だ。

「なに、また怖い夢見たの?」

 言い当てられて、言葉に詰まる。
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