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絶対に許さないからね
第7章 ひとりあそび
買い物から帰って真っ先に、
エアコンのリモコンに駆け寄った。
つけっぱなしにしておくのは、
貧乏性なので出先で落ち着かない。
汗でべたつくTシャツを脱ぎ、
スカートを床に落とした。
それで涼しくなるかといえば全然そんなことはない。
でも解放感の分だけでも楽になる。
銀ちゃんも詩子もいないという気楽さから、
わたしはその場でブラジャーもパンツも脱いだ。
あ、結構いいかも。
露出狂の気持ちがわからなくもない。
普段は服を着ているのが当たり前の場所で、
はしたなく、恥知らずに裸になっている。
背徳感と解放感。
あとでこのまま、ちらっとベランダに出てみようかな、
なんて、ちょっと本気で検討してみてもいい。
まだ十代だったころ、ホテル代なんてないし、
お互い家に異性を連れ込むのは憚られて、
なかなか思うようにセックスをする場所がなくて、
人気のない屋外で服を着たまま、
慌ただしいセックスを何度かしたことがある。
あのときはセックスがしたいばっかりで夢中だったけど、
彼が射精するころにはほとんど半裸にされていたので、
今思えばずいぶん危険なことをしたものだ。
でも普通にホテルや彼の部屋でするより、
よほど刺激的で興奮したのを思い出す。
今はなかなか、そんな勇気は持てない。
エアコンのリモコンに駆け寄った。
つけっぱなしにしておくのは、
貧乏性なので出先で落ち着かない。
汗でべたつくTシャツを脱ぎ、
スカートを床に落とした。
それで涼しくなるかといえば全然そんなことはない。
でも解放感の分だけでも楽になる。
銀ちゃんも詩子もいないという気楽さから、
わたしはその場でブラジャーもパンツも脱いだ。
あ、結構いいかも。
露出狂の気持ちがわからなくもない。
普段は服を着ているのが当たり前の場所で、
はしたなく、恥知らずに裸になっている。
背徳感と解放感。
あとでこのまま、ちらっとベランダに出てみようかな、
なんて、ちょっと本気で検討してみてもいい。
まだ十代だったころ、ホテル代なんてないし、
お互い家に異性を連れ込むのは憚られて、
なかなか思うようにセックスをする場所がなくて、
人気のない屋外で服を着たまま、
慌ただしいセックスを何度かしたことがある。
あのときはセックスがしたいばっかりで夢中だったけど、
彼が射精するころにはほとんど半裸にされていたので、
今思えばずいぶん危険なことをしたものだ。
でも普通にホテルや彼の部屋でするより、
よほど刺激的で興奮したのを思い出す。
今はなかなか、そんな勇気は持てない。