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絶対に許さないからね
第7章 ひとりあそび
 今日はとりあえず予行演習だ。
ステージに立たされているところを想像しなおす。
たくさんのスポットライトがわたしに集中していて熱いくらい。
あらゆる方向から照らされ、
わたしには一切の陰ができない。
客席は暗くてよく見えないけど、
きっと大勢の男女がこれから始まるショーを楽しみにしている。
イヤホンから非情な指令。
そんなことできるわけない、
と突っぱねたくても、
舞台袖で腕を捻りあげられて苦悶の表情を浮かべる後輩を、
無視するわけにはいかない。
仕方なくわたしはブラジャーを外し、
巧みに腕で隠しながら床に落とす。
まだ残ってるだろ、と笑いまじりの声で言われ、
屈辱にくちびるを噛みながら、
ゆっくりとパンツを下ろしていく。
姿は見えないけど、
観客席からくすくす笑いが聞こえる。
女の声だ。
その女との圧倒的な立場の差に、
目眩がするほどの絶望を感じる。
しゃがみこんでしまいたいのを我慢しながら、
必死に耐えているわたしを嘲笑うかのような次の指令。
もう諦めるしかないのだ。
羞恥で目の前が暗くなりながら、
わたしは大勢の観客の前で全てを晒した。
どよめき、歓声、下品な笑い声が、
わたしのプライドをずたずたにしていく。
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