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情報ねずみは眠らない
第1章 探偵の裏の顔
「はぁっ・・ひなちゃん、俺も・・もうっ・・い、イクッ・・・!!!」

程無くして、銀次は穴から性器を抜き、ひなの腹に欲望を吐き出した

「はあっ・・はぁ・・」

交わりを終え、ひなの唇に先ほどまでとは違う、ついばむような優しい口付けを落とす

ちゅっ・・・



顔を上げた銀次は、ひなの知る『いつもの銀次』に戻っていた
にへらとした笑顔で、ひなにかかった体液を拭い、シャツをかぶせる

「時間、遅くなっちゃたね~、ごめんねひなちゃん~」

そう、ひなに声をかけながら自分も衣服の乱れを直し、事務所に来た時と全く同じ外見へと戻るのに3分とかからなかった

「・・・薬飲んでるから、中に出しても良かったのに・・・」

銀次に聞こえるか聞こえないかの小さな声で、ひなは口を尖らせ呟いた
それに対してか否か、銀次は最後にもう一度ひなの唇を求め、ニコニコ顔で立ち上がる

「俺はね~、ひなちゃんとお金払ってえっちしてる訳でもないし、仕事でしてる訳でもないんだよ~」

「・・・・・私が好きだから・・・ってこと?」

「ん~ん、それは違うけど~」

銀次に恋愛感情を抱いている訳ではないが、ハッキリと否定され、小さくショックを受けるひな
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