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情報ねずみは眠らない
第3章 御曹司の裏の顔

屋敷に入ってはいけない決まりだが、この誘いはひなにとってラッキーな出来事であった
(詳しい間取りの情報手に入って、ますます儲けられる!)
「……わかりました。ゴミを回収するだけですよ」
本心を隠し、ひなは男に向かって言う
「やった!ありがとー、そこの裏口から入って、階段上ってすぐの部屋だよー」
男はバルコニーから笑いかけた
裏口といえど立派な作りの扉から中に入り、階段を上る
屋敷の中はまさに豪邸というに相応しく、きらびやかな装飾がそこかしこに施されていた
(階段上って、すぐの部屋…ここか)
ひなは言われた通りの部屋の前に立ち、大きな扉をノックした
「はいはーい、業者さんだよね?入っていいよー」
中から先程の男の声が聞こえる
扉を開き、ひなは部屋の中へと足を踏み入れた
キィ…バタン…
後ろ手に扉を閉めると、目の前には薄暗い空間が広がっていた
(詳しい間取りの情報手に入って、ますます儲けられる!)
「……わかりました。ゴミを回収するだけですよ」
本心を隠し、ひなは男に向かって言う
「やった!ありがとー、そこの裏口から入って、階段上ってすぐの部屋だよー」
男はバルコニーから笑いかけた
裏口といえど立派な作りの扉から中に入り、階段を上る
屋敷の中はまさに豪邸というに相応しく、きらびやかな装飾がそこかしこに施されていた
(階段上って、すぐの部屋…ここか)
ひなは言われた通りの部屋の前に立ち、大きな扉をノックした
「はいはーい、業者さんだよね?入っていいよー」
中から先程の男の声が聞こえる
扉を開き、ひなは部屋の中へと足を踏み入れた
キィ…バタン…
後ろ手に扉を閉めると、目の前には薄暗い空間が広がっていた

