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情報ねずみは眠らない
第3章 御曹司の裏の顔
外気に晒され、少しだけ立ち上がった先端を間近で見つめ続ける千里
恥ずかしさに、隠そうとするひなの手を押しのけ、じっくり観察する

「……ひな、もしかして身体開発されてる?」

その言葉にぴくりと反応するひな
千里の言う通り、ひなの身体は裏社会で通用できるよう開発されていた
そのせいで嫌らしく膨らんでしまった自分の乳首が、ひなは嫌いだった

無言を肯定と受け取った千里は、鼻息を荒くさせる

「…開発…、いいね。すごく良いネタになりそうだよ」

そう言うと、千里は人差し指の腹を柔らかい乳輪に押し当てた
指にしっとりと吸い付いてくるような、感触に千里は感嘆の声を漏らす

「わぁ…すごい…。いやらしく指にくっつく…」

「はっ…あんっ…」

ぴくんと身体を震わすひなを確認し、千里は角度を変えながら人差し指で乳首の周りをぴとぴと押し続ける

「んっ・・・んんぅっ…!」

焦らすような触り方に乳首はひくひくしながら、固くなっていった
10分は触り続けていただろうか、一番感じる部分には触れてもらえずひなはもどかしさに自ら胸を千里の指に当たるよう動かしてしまう
しかし千里は、胸の観察に満足したのか、ひなの下半身に目を移していた

(うう、乳首思いっきりぎゅって摘まんで欲しい…)

そんなこと言えるはずもなく、じんじんと熱を帯びる胸の先の疼きにひなは耐えるしか無かった

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