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情報ねずみは眠らない~情報屋の淫らな仕事~
第5章 情報屋の前の顔【後編】
口をついて出た言葉に、ひな自身が驚いていた。

自分がそんないやらしいことを考えるなんて…。

もう昨日のことを考えるのはやめようと、思えば思う程、イク時の背中を走り抜ける快感を思い出し、秘部がずくずくと疼き始める。

愛液がとろりとバイブの端から流れるのを感じていた。


そんな状態が、数時間ほど続き、バイブに震わされ続けていたひなの膣に、ある変化があった。


「な、なんだか…変…かも」


先ほどまでただの異物感と、無意味な振動に感じていたバイブがひどく存在感を増している。

固定された両脚を動かしてみるが、バイブは中に入り込んだまま震え続けている。


「うう―――、ぞわぞわする…うぅ」


身体をむずむずと動かし、胸先と膣内の弱い刺激を追いかけるように意識を集中する。

しかし昨日の『イク』感覚には程遠く、ほんの少しの快感をひなは必死に捕まえ、昨日から吸われ続ける胸元のキャップに目をやった。

何も知らなかった無垢な乳首は、丸一日吸引され、先っぽを刺激され続け、元の倍ほどに膨らんでいる。

これ、キャップを外したらどうなってるんだろう、とひなは自分の体のことが、何もわからず不安に苛まれる。

それなのに、どうしようもなく、ひなは今、足りない刺激を求めていた。


不完全燃焼な1日が終わり、夕方、蓮谷が部屋に来て淡々とバイブを抜くと、胸のローターの振動部分も外した。

キャップはつけたままだが、ひなは久々に断続的な刺激から解放された。


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