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情報ねずみは眠らない~情報屋の淫らな仕事~
第5章 情報屋の前の顔【後編】
Tシャツをあっさり脱がされ、ゴムキャップで吸われたままの両胸をあらわにされる。

昨日までは蓮谷にだけ晒していた素肌を、銀次に見られ、ひなは恥ずかしさに涙がこみあげてくる。


「えっちだね~、こんなのつけて訓練してたんだ~」


キャップを指ではじかれ、ひなの身体が跳ねる。


「あっ、あ、うう…」


初めて、人に見られ、触られる感覚に、どうしたらいいのかわからず、銀次を弱い力で押し返す。


「キャップの中で、ひなちゃんの乳首おっきくなっちゃってるね~早く出してあげよ~」


そのままキャップを楽しそうに動かす銀次を、ひなは慌てて制止する。


「それ、取れないって、先生が…!」


無理に外すと皮膚が裂けると脅されていたひなは、すっかりそのキャップを触るのが恐ろしくなっていた。


「あ~これね~」


慌てるひなを横目に、銀次は事も無げに、ゴムキャップに顔を近づける。

そのまま、キャップを口に含み、空気を吸い上げると、それはあっさり外れた。


「ほうやっへ、はふふんはよ~」


こうやって、外すんだよ とキャップを咥えながら言い、ぷっと吐き出すと、銀次はもう片方のキャップも同じように外した。

あまりの卑猥な光景に、ひなは全身の熱が上がるのを感じる。

数日ぶりに自由の身となり、外気に触れた乳首は、ぷくりと膨れ、熟れたさくらんぼのように銀次を誘う。
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