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情報ねずみは眠らない~情報屋の淫らな仕事~
第5章 情報屋の前の顔【後編】
「んっ、んうっ…もう、いく、かも…」


ひなの言葉に、指の動きをほんの少し早めた銀次は、にっこり顔のまま、耳元に口を寄せる。


「うん、いいよ~。このままイクイクしちゃお」


耳にかかる吐息と、クリへの断続的な刺激に、ひなはビクンと身体を跳ねさせた。

4日ぶりに再会した絶頂の感覚に身を任せると、つま先まで伸びた脚がベッドフレームに触れる。


「上手にイけたね~。気持ちよかった?」

「はぅ、は、んっ、きもち、いいです…」

「もっかいイクとこ見せてね~」

「…えぅ」


言うや否や、達したばかりのクリトリスを、先ほどよりやや強く押しつぶしながら触る。

クチュクチュとあふれた愛液が、銀次の指との間で音を立てる。


「ひゃ、あっ、だめ、あっ…いっちゃう、すぐいっちゃう…ぅあ…」


あっさり2度目の絶頂に達し、1回目より深い部分に悦びが満ちる。


訓練でむりやりに何度も達した時とは何かが違う、不思議と満ち足りたような気持に、ひなは戸惑う。


「いいね~。一回めちゃくちゃにイかされたあと、クリイキ禁止されてたってとこかな?やっぱり、先生、嫌がる割に調教訓練すげーうまいじゃん~」


楽しそうな銀次がなにか言っているが、絶頂の余韻の中にいるひなは浮遊感の中で身体を震わせている。

初めての行為をしているというのに、ひなはずっとこの時を待ちわびていたような、未だ全く満たされないような感覚に陥る。

どう考えても、性急だ。蓮谷の『訓練』は間違いなく、ひなの中に眠っていた淫らな欲望を、引きずり出した。
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