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エロい官能小説の書き方 実践編「家庭教師・美咲の筆おろし」
第3章 シーン2 セックス前の二人の会話
 美咲先生の部屋で、恭一は出された紅茶に手もつけず、かしこまって正座している。
「エッチするの、初めてなんでしょう? ホントに先生でいいの……?」
「はっ、はい。ぜひ、お願いします……」
「そう……、じゃあ分かったわ……恭一クン……」
 美咲はすっと立ち上がり、ポニーテールの髪をほどくとワンピースを脱ぎ落とし、下着姿になった。それは黒いレースの下着で、美咲の白い肌とのコントラストがイヤらしい。ツヤツヤの黒髪、豊満な胸、キュッと引き締まったウエスト、そこから続く、横に張り出したお尻のライン、そして、すべすべでムッチリとした太もも、その全てが生々しく迫ってくる。恭一は美咲の下着姿を見た瞬間、ペニスを勃起させていた。美咲はベッドに腰かけると、「さぁ、恭一クン、いらっしゃい」と手まねきする。恭一は操られるように、美咲の隣に腰かけた。美咲の身体からいい匂いがして、さらに恭一はペニスを固くした。
 美咲は恭一の方を向くと、恭一の身体を抱き寄せて微笑んだ。
「あらためて、T大合格おめでとう。今日はたくさん、楽しみましょうね……」
 そう言うと美咲は恭一に顔を寄せ、キスをしてきたのだった。


【考えるポイントやコツ】

二人がいる部屋の様子、位置関係や動きなどをリアルに想像し、それをカメラで見るような気分で書き進める
女性の下着姿のイメージを決める(下着の色など)
生身の女体のイメージを五感で想像する
女性の髪の毛の様子を意識する
心境を態度で表してみる(これは入門編にも書きましたが)
定番ですが、迷いのような描写(本当に大丈夫?みたいな)を入れるとリアルになります
先生の部屋の様子、先生の部屋を初めて訪れた喜び、などを入れて書くのも良いでしょう
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