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正義と道徳のアクメ
第2章 生まれて初めて女性器に口をつけた!

「違うのぉっ…!イキそうなの…何か…爆発しそうっ!そのままイカせてっ…!お願いっ!」
「うっ…うおぉぉぉぉっ…!」
発破をかけられた学は呪縛と後ろめたさを引き千切り、共犯者へ的確に猛スピードで肉杭を打ち込んだ。
「んあぁ~っ!イイっ…!スッゴくイイっ…!あぁ…ソレぇ、スゴいっ!」
「で、出るっ…出るぞ!啓子さん…もう、俺…ダメだっ…!」
「ちょうだいっ…学さんの本音…思いっきり私にぶちまけてぇっ…!」
ピタ。と動きが止まると、ふたりはパズルのピースのように背と腹をひっつけて運命共同体となった。
学とバックドアに押し挟まれた啓子は、ドクドクと命が注がれる熱さに小柄な身体を震わせた。その熱と肌寒い外気との落差に、僅かな眠気に誘われた。
繋がったまま、学は啓子を背後からきつく抱きしめた。
「あんっ…何?どうしたの…?」
「いや、別に…」
学は、ひとりの女を満足に抱擁出来る誇らしさにしばし浸った。
ナンバープレートに細工をしてミニバンを奪うと、ふたりはこの街を後にした。
コンビニもパチンコ屋も消費者金融のATMもない、真っ黒な田園風景を突っ切る国道をひたすら南へ突き進む。
疲れのせいか、それともこの抜き差しならぬ状況のせいか、ふたりは街を出てからひと言も口を開いていなかった。
チラリと助手席の啓子を見やるが、じっと黒く塗りつぶされた風景をその瞳に映していた。
国道が右に大きく湾曲すると、風景よりも夜空よりももっと闇の深い山脈の影に車ごと飲み込まれたが、声は上がらなかった。
言いたいことを包み隠さず話す心地よさを知ったばかりだと言うのに。
「うっ…うおぉぉぉぉっ…!」
発破をかけられた学は呪縛と後ろめたさを引き千切り、共犯者へ的確に猛スピードで肉杭を打ち込んだ。
「んあぁ~っ!イイっ…!スッゴくイイっ…!あぁ…ソレぇ、スゴいっ!」
「で、出るっ…出るぞ!啓子さん…もう、俺…ダメだっ…!」
「ちょうだいっ…学さんの本音…思いっきり私にぶちまけてぇっ…!」
ピタ。と動きが止まると、ふたりはパズルのピースのように背と腹をひっつけて運命共同体となった。
学とバックドアに押し挟まれた啓子は、ドクドクと命が注がれる熱さに小柄な身体を震わせた。その熱と肌寒い外気との落差に、僅かな眠気に誘われた。
繋がったまま、学は啓子を背後からきつく抱きしめた。
「あんっ…何?どうしたの…?」
「いや、別に…」
学は、ひとりの女を満足に抱擁出来る誇らしさにしばし浸った。
ナンバープレートに細工をしてミニバンを奪うと、ふたりはこの街を後にした。
コンビニもパチンコ屋も消費者金融のATMもない、真っ黒な田園風景を突っ切る国道をひたすら南へ突き進む。
疲れのせいか、それともこの抜き差しならぬ状況のせいか、ふたりは街を出てからひと言も口を開いていなかった。
チラリと助手席の啓子を見やるが、じっと黒く塗りつぶされた風景をその瞳に映していた。
国道が右に大きく湾曲すると、風景よりも夜空よりももっと闇の深い山脈の影に車ごと飲み込まれたが、声は上がらなかった。
言いたいことを包み隠さず話す心地よさを知ったばかりだと言うのに。

