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正義と道徳のアクメ
第3章 惚れた女の秘所がどんな味と匂いか詳しくレポートしろ!
『嫌ぁぁぁぁぁぁっ!そんなの嘘だぁ!信じないもんっ…毎日ちゃんと洗ってるのにぃ…うえぇぇぇん…ヤダあぁ、パパぁぁぁ…!』
 親の寵愛を一身に受けてきたワガママ娘は太った男の尻毛に顔面を隠し、スマホの音声が割れっぱなしになるほどの叫喚を放った。
「はぁぁっ…あっ、んあぁっ…!」
 動画に釘付けになりながら啓子は硬く勃った自らの乳頭を押しつまみ、もう一方の手首を床にペタンコ座りしている太股の狭間へ潜らせた。
「学さんっ…ね、学さん…私の匂いも…私の臭いアソコもレポートしてぇっ!はあぁんっ…」
 そんな懇願を黙殺し、学は動画に観入った。
『惚れた女を泣かすなんてとんでもねぇ奴だな、お前…罰としてその女の臭っせぇ穴をチンコで塞いで中出して消毒しろ』
『そっ、それだけは…それだけは本当にヤメてぇぇっ!困るのっ…あたし、そんなことされたら本当に困…』
 パンっ!バチバチバチっ…!とこの夜いちばんの放電音と壁に映り込む青紫色の電光に、北島カレンは『ひっ』と息を飲んで男の尻毛にふたたび顔を伏せた。
 同時に啓子も「あぁっ!」と小さな身体を跳ね上げ、うつ伏せに床へ崩れ落ちた。
『テメェの“それだけは”はいくつあるんだ…さっさとやれ!お前としても惚れた女に子種を産みつけられるチャンスだろ?』
 長髪の男はゴクリ…と喉仏を躍動させると細長い剛棒を指先で押し下げ、想い人の腐穴へ先端を軽くうずめた。その様子を肥満体の男が恨めしそうな顔で振り向いている。
 首謀者は一切の無駄のない上体を吊り橋のようにしならせ、橋体をビク…ビクっ…と揺らしながらその進軍をしぶしぶ受け入れていった。
『ん!んあぅぅっ…!根津くんっ…中で出すのだけは勘弁してね…あたし、パパに紹介された婚約者がいるから中で出されたら本当に困るのっ!』
『えっ?』
『はぁぁっ?』
 姫君がそう吐露するなり、配下たちは錆びたステンレスのように表情を軋ませた。
『な、何それ…?姫…そんなの初耳なんだけど…』
『カレン…それ…本当なのかよ…?』
 悪徳令嬢は己の失言にいっぺんに表情を失い、固く口をつぐむ。
『本当だったら酷くない…?僕、中学ん時からずっと姫のこと好きだったんだよ…!』
『うるせぇっ!俺なんか小学校入る前からずっとカレンに惚れてんだぞっ…!』
『ご、ごめんなさぁぁいぃぃっ…』
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