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正義と道徳のアクメ
第5章 女上司の性器からは畳や襖のような風情ある芳香が立ちのぼる!

「あなたと連れの女性、ネットでかなり話題になってるわ…私ですら簡単に足取りを追えたんだから近い内に警察に捕まるんじゃないかしら?」
「あ、あんたはいったい何しにここまで来たんだ…」
学は咄嗟に握った右手を美鈴に差し向けた。
「その右手は何?ここに『道義の雷』は持ち込んでいないようだけど?」
「く…来るなっ…!」
殺したいほどの憎しみを抱く元上司の裸身がペタ…ペタ…と濡れた足音と共に滴が跳ねる距離まで迫ってくる。
「顔を背けないっ!人と話す時には相手の目を見るものよ…習わなかった?」
「うっ…」
丸腰の男は全身のいたる所が勢いづいた美鈴の裸体をいやいや視界に収めた。
「自首しなさい。これ以上罪を重ねられたら私、たまったもんじゃないわ…」
「自首だって…?じゃあ、彼女はどうなるんだ…」
「連れの女なんてどうだっていい。私、まだ最年少取締役の夢、諦めてないんだから」
「そんな…テメエのムカつく夢のために俺たちは…」
「どう思おうと結構。私、センター試験がピークだなんて人生送るくらいなら死んだほうがマシだわ」
元部下は立ち上がろうとするも、長らくの恐怖心を刷り込まれた女上司の堂々たる肉体に見下されて足腰に力が入らなかった。年齢も五つほどしか変わらぬ三十すぎの女に心底萎縮していた。
「とはいえ、あなたなりの理由があってこんな馬鹿をしでかしたんでしょうし…このまま自首しろって言ってもきっと、忍びないわよね…」
「何が言いたい…?」
「最後に私のこと、抱いたっていいのよ」
「ブ…ブっ殺されたいのか貴様ぁぁっ…!」
忌むべき敵に屈辱的な哀れみをかけられ、小心者の顔はみるみる沸騰した。憤怒の眼差しが美鈴の濡れた肌を焼く。
もちろん美鈴は抱かせる気など毛頭なかった。徹底的に嫌悪している自分に欲情などする筈がないと踏んでいたが、挑発することで心身を疲労させて少しでも自首へ心が傾けば良かったのだ。
最年少取締役を目指すキャリアウーマンは石床に力なくとぐろを巻く肉茎を、支配下に置くように両脚で跨いだ。
(な…なぜだ…?)
眼前の裸体に欲情などする筈がなかった。殺したいほど憎たらしい相手のものなのだ…と学は頭では理解していたが、身体はその通りの反応を見せなかった。
(なぜ…こんな時にあの時のことが…?)
「あ、あんたはいったい何しにここまで来たんだ…」
学は咄嗟に握った右手を美鈴に差し向けた。
「その右手は何?ここに『道義の雷』は持ち込んでいないようだけど?」
「く…来るなっ…!」
殺したいほどの憎しみを抱く元上司の裸身がペタ…ペタ…と濡れた足音と共に滴が跳ねる距離まで迫ってくる。
「顔を背けないっ!人と話す時には相手の目を見るものよ…習わなかった?」
「うっ…」
丸腰の男は全身のいたる所が勢いづいた美鈴の裸体をいやいや視界に収めた。
「自首しなさい。これ以上罪を重ねられたら私、たまったもんじゃないわ…」
「自首だって…?じゃあ、彼女はどうなるんだ…」
「連れの女なんてどうだっていい。私、まだ最年少取締役の夢、諦めてないんだから」
「そんな…テメエのムカつく夢のために俺たちは…」
「どう思おうと結構。私、センター試験がピークだなんて人生送るくらいなら死んだほうがマシだわ」
元部下は立ち上がろうとするも、長らくの恐怖心を刷り込まれた女上司の堂々たる肉体に見下されて足腰に力が入らなかった。年齢も五つほどしか変わらぬ三十すぎの女に心底萎縮していた。
「とはいえ、あなたなりの理由があってこんな馬鹿をしでかしたんでしょうし…このまま自首しろって言ってもきっと、忍びないわよね…」
「何が言いたい…?」
「最後に私のこと、抱いたっていいのよ」
「ブ…ブっ殺されたいのか貴様ぁぁっ…!」
忌むべき敵に屈辱的な哀れみをかけられ、小心者の顔はみるみる沸騰した。憤怒の眼差しが美鈴の濡れた肌を焼く。
もちろん美鈴は抱かせる気など毛頭なかった。徹底的に嫌悪している自分に欲情などする筈がないと踏んでいたが、挑発することで心身を疲労させて少しでも自首へ心が傾けば良かったのだ。
最年少取締役を目指すキャリアウーマンは石床に力なくとぐろを巻く肉茎を、支配下に置くように両脚で跨いだ。
(な…なぜだ…?)
眼前の裸体に欲情などする筈がなかった。殺したいほど憎たらしい相手のものなのだ…と学は頭では理解していたが、身体はその通りの反応を見せなかった。
(なぜ…こんな時にあの時のことが…?)

