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正義と道徳のアクメ
第1章 とても言葉に出来ない箇所に彼女の舌が這い回ってるんだ!

この世界にこんなに心地良くて、こんなに安心出来て、こんなにありのままでいられることが許されてるのが理解出来る感覚があるなんて…何なんだよ?これ…。
これまでは間違っても「自分」なんて持っちゃいけなかったけど、でも、この女がそれを許してくれてる確信が持てる。なぜだ?「自分」が何者なのかさっぱり分かっていないってのに。俺が…この俺ごときがこんな良い思いをしちまっていいのか?バチが当たるんじゃないか…?
「ね、そのまま動いてみて…ゆっくり…」
「そういうのって…ルール的にアリなのかな…?」
女の幼くもどこか妖しげな笑顔に、俺は自分の遺伝子情報の詰まったコンドームごと腰を引き、返す刀で突いた。
「あぁんっ…いいっ…!ほ、本当に気持ちいい…です…」
もっともっと甘えて惚けて貪ってもいいんだぞ、と身体が言っていた。そんな身体が俺を許そう許そうと必死に説得を繰り返してくる。
楽しむことは罪だ。
気持ち良いことは罪だ。
と、叩き込まれてきたこれまでの俺をもう一人の俺がこの女と一緒になってブチ壊そうとしている。
「ここも触って…んぁぁっ!」
「う、ううぅっ…!」
甘食パンほどの膨らみを掴まされた途端、背中へ青い電撃が走る。
これまでの人生がいかに冷たく、味気なく、尖っていて、鈍い痛みが伴ったものだったのか理解させられて喉元から嫌なものが込み上げてくる。
こうもセックスは人を狂わせるのか、こうも簡単に人の正義や道徳を曲げるのか。
いつしか俺と女の腰の動きは自然と同調していた。女も俺と同じように思っているのだろうか、
「あっ…あぁっ!んぁっ…はぁぁんっ…!」
先ほどとは打って変わって小さな鼻の穴をぷくぷくと膨らませ、このさざ波に運命でも任せるかのように無軌道に身体を揺すっている。
こんな危険な感覚を共有しちまったなら、俺はこの女を一生離すもんか…と誓うのが当然の正義なんじゃないか?と、こめかみの辺りによぎった。
「私、男の人の身体とか匂い…すっごい好きかも…」
「えっ?俺、臭いかな…」
慌てて脇の下の匂いを嗅ごうとすると女は長いまつ毛で瞳を黒く染めて苦笑いし、首を横に振った。
「セックスがこんな気持ちいいなんて…んうぅっ!思わなかった…こんなに危険なものだから誰とでもしちゃダメだって道徳があるのかな…?」
「えっ?」
これまでは間違っても「自分」なんて持っちゃいけなかったけど、でも、この女がそれを許してくれてる確信が持てる。なぜだ?「自分」が何者なのかさっぱり分かっていないってのに。俺が…この俺ごときがこんな良い思いをしちまっていいのか?バチが当たるんじゃないか…?
「ね、そのまま動いてみて…ゆっくり…」
「そういうのって…ルール的にアリなのかな…?」
女の幼くもどこか妖しげな笑顔に、俺は自分の遺伝子情報の詰まったコンドームごと腰を引き、返す刀で突いた。
「あぁんっ…いいっ…!ほ、本当に気持ちいい…です…」
もっともっと甘えて惚けて貪ってもいいんだぞ、と身体が言っていた。そんな身体が俺を許そう許そうと必死に説得を繰り返してくる。
楽しむことは罪だ。
気持ち良いことは罪だ。
と、叩き込まれてきたこれまでの俺をもう一人の俺がこの女と一緒になってブチ壊そうとしている。
「ここも触って…んぁぁっ!」
「う、ううぅっ…!」
甘食パンほどの膨らみを掴まされた途端、背中へ青い電撃が走る。
これまでの人生がいかに冷たく、味気なく、尖っていて、鈍い痛みが伴ったものだったのか理解させられて喉元から嫌なものが込み上げてくる。
こうもセックスは人を狂わせるのか、こうも簡単に人の正義や道徳を曲げるのか。
いつしか俺と女の腰の動きは自然と同調していた。女も俺と同じように思っているのだろうか、
「あっ…あぁっ!んぁっ…はぁぁんっ…!」
先ほどとは打って変わって小さな鼻の穴をぷくぷくと膨らませ、このさざ波に運命でも任せるかのように無軌道に身体を揺すっている。
こんな危険な感覚を共有しちまったなら、俺はこの女を一生離すもんか…と誓うのが当然の正義なんじゃないか?と、こめかみの辺りによぎった。
「私、男の人の身体とか匂い…すっごい好きかも…」
「えっ?俺、臭いかな…」
慌てて脇の下の匂いを嗅ごうとすると女は長いまつ毛で瞳を黒く染めて苦笑いし、首を横に振った。
「セックスがこんな気持ちいいなんて…んうぅっ!思わなかった…こんなに危険なものだから誰とでもしちゃダメだって道徳があるのかな…?」
「えっ?」

