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正義と道徳のアクメ
第8章 (最終話)何だか、新婚初夜みたいだね!

「ああぁぁぁ~っ!やぁんっ…ダメっ!そんなの、ダメぇぇぇ…」
突然、啓子のただごとならぬ金切り声が壁を貫通してくる。たまらずチュウさんは眉を潜めて下唇を噛み、テーブルに突っ伏した。
そして一晩中「許して…!」「死んじゃうっ…」「ごめんなさぁいっ!」と、啓子の物々しい声が派手に響き続けた。
その頃。ネオン煌めく大歓楽街のメインストリートを、履き潰した革靴を履いた数人の男たちが限界集落のある裏手の方向へ向かっていた。
翌日。すっかり雨が止み、陽の光が小鳥の声と一緒に室内へ降り注ぐ午前十一時ごろのこと。
カチャン。
啓子はそっと住宅の鉄扉を開き、玄関の外に置かれていた口の開いた段ボール箱を手早く回収してすぐに閉めた。中には牛乳・菓子パン・パスタの乾麺・トマト・キャベツ・豚肉・ブロッコリーなどの食料品が入っていた。
「わぁっ、ヤマザキのミルククリーム入ってる!チュウさん気が利くなぁ」
大好物のコッペパンにはしゃぐ啓子は段ボールをキッチンテーブルの上に置き、早速袋から開けてかぶりついた。
学たちはチュウさんに家賃とは別にこれまた多めの食費を払い、毎朝玄関の外に食料品を置いて貰うよう頼んでいた。中身は問わなかったが、壁が薄くて会話が筒抜けなせいか少しずつふたりの好みを把握してくれているようだった。
「やぁんっ…!もうっ、起きたのぉ?」
「あぁ」
「ちょっとっ…今、これ食べてるのにぃ…」
「俺も食べる…」
「どこ食べてんのよぉ…学さん、寝ぼけてる…?」
パンツ一丁の姿で寝室から這い出すなり学は啓子の下着の尻に顔を埋め、クロッチをずらして昨晩の味がしっかりついた生肉に舌をなぞらせた。
「昨夜からお風呂入ってないのにぃ…」
「それがいいんじゃないか」
「変態っ…学さんはいつからそんな変態くんなのぉ?」
「ジュルっ…ピチャっ…君と出会ってから…」
「あぁぁんっ…!それ、あたしもかも…ふふふっ」
「あ、ミルククリームが出てきた…」
「もぉうっ…!変態さじゃ負ける…んあぁぁっ…!」
隣室の老女は壁越しの声を聞きながら咥えタバコでLINEをしていた。臨時収入のお陰か、ラブホテルの出勤を減らしてこうして部屋にいることが多くなった。
「ね…」
「ん?」
「高島美鈴さんのココもそうやって美味しそうに舐めたの…?」
突然、啓子のただごとならぬ金切り声が壁を貫通してくる。たまらずチュウさんは眉を潜めて下唇を噛み、テーブルに突っ伏した。
そして一晩中「許して…!」「死んじゃうっ…」「ごめんなさぁいっ!」と、啓子の物々しい声が派手に響き続けた。
その頃。ネオン煌めく大歓楽街のメインストリートを、履き潰した革靴を履いた数人の男たちが限界集落のある裏手の方向へ向かっていた。
翌日。すっかり雨が止み、陽の光が小鳥の声と一緒に室内へ降り注ぐ午前十一時ごろのこと。
カチャン。
啓子はそっと住宅の鉄扉を開き、玄関の外に置かれていた口の開いた段ボール箱を手早く回収してすぐに閉めた。中には牛乳・菓子パン・パスタの乾麺・トマト・キャベツ・豚肉・ブロッコリーなどの食料品が入っていた。
「わぁっ、ヤマザキのミルククリーム入ってる!チュウさん気が利くなぁ」
大好物のコッペパンにはしゃぐ啓子は段ボールをキッチンテーブルの上に置き、早速袋から開けてかぶりついた。
学たちはチュウさんに家賃とは別にこれまた多めの食費を払い、毎朝玄関の外に食料品を置いて貰うよう頼んでいた。中身は問わなかったが、壁が薄くて会話が筒抜けなせいか少しずつふたりの好みを把握してくれているようだった。
「やぁんっ…!もうっ、起きたのぉ?」
「あぁ」
「ちょっとっ…今、これ食べてるのにぃ…」
「俺も食べる…」
「どこ食べてんのよぉ…学さん、寝ぼけてる…?」
パンツ一丁の姿で寝室から這い出すなり学は啓子の下着の尻に顔を埋め、クロッチをずらして昨晩の味がしっかりついた生肉に舌をなぞらせた。
「昨夜からお風呂入ってないのにぃ…」
「それがいいんじゃないか」
「変態っ…学さんはいつからそんな変態くんなのぉ?」
「ジュルっ…ピチャっ…君と出会ってから…」
「あぁぁんっ…!それ、あたしもかも…ふふふっ」
「あ、ミルククリームが出てきた…」
「もぉうっ…!変態さじゃ負ける…んあぁぁっ…!」
隣室の老女は壁越しの声を聞きながら咥えタバコでLINEをしていた。臨時収入のお陰か、ラブホテルの出勤を減らしてこうして部屋にいることが多くなった。
「ね…」
「ん?」
「高島美鈴さんのココもそうやって美味しそうに舐めたの…?」

