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正義と道徳のアクメ
第8章 (最終話)何だか、新婚初夜みたいだね!
「イクぅっ!イクイクっ…!大っきくイッちゃうぅぅっ!」
「おっ、俺も…イクっ…!」
「来てぇっ…私を学さんでいっぱいにしてぇっ!」
「う…!うおぉぉぉぉっ!」
「あぁ!ああぁ~っ!」
 そして、二人は脱力するとふいごのように全身で呼吸を取り、汗まみれの肌でしばしテーブルの上へ折り重なった。

 その頃。ホームレスや客待ちをしている女性たちがまばらに佇む大歓楽街の噴水広場を、スニーカーを履いた数人の男女がウロウロと迷うように行ったり来たりを繰り返していた。


 その日の午後五時ごろのこと。啓子が万寝床の上で目を覚ますと、冬とは思えぬほど部屋の中が生ぬるかった。
 開けっぱなしたふすまの向こう側からシャワーの音が響き、風呂場の折り戸の曇りガラスに学の姿が見えた。
「わっ!」
「うわあぁっ!」
 啓子はいきなり風呂場へ飛び込み、身体の泡を流している学へ後ろから抱きついた。
「お、起きてたのか…驚いた…」
「ふふふっ」
 ニタリ…と怪しい笑みを浮かべると、啓子は人差し指を学の引き締まった尻の割れ目へグリ…グリ…と喰い込ませてゆく。
「なっ…!おい、何してんだよ…」
「うふふふふっ…何してるんだろうね…」
 学が身体をよじって抵抗するも、啓子は普段は見せぬ強い腕力で尻肉の底へ指を到達させた。
「ちょ…待っ…やめろって…」
「うふふふふ~っ…」
「何やってんだよぉ、マジで!」
「あぁ~っ…ちょっと指、挿っちゃったぁ…ふふふふ…」
 たまらず膝をよろめかせた学は風呂場の壁へ両手をつき、ビク…ビクン…と弱々しく腰を跳ね上げる。
「お尻で感じちゃってるんだねぇ…ねっ、変態くん?」
「どうしたんだよ…いきなり…」
「え~っ?昨晩と昼間のお返し…」
「お返しって…ああぁっ…!」
「結構傷ついたんだよ?私…楽しそうなフリはしてるけど…」
 すると学は完全に抵抗を止め、
「うおぉっ…そ、そこまで…マジか、おいっ…」
「あ~あ、根本まで挿っちゃったぁ!いけない男の子だこと…」
「うっ…何をっ…あぁぁ…」
背中のミミズ腫れを赤く光らせながら啓子のなすがままになった。
「もっとお尻、突き出しなさいな…」
「こ…こうか…?」
「そうそう。で、もうちょっと足広げて?肩幅くらいに…」
「最近、啓子さん…ソコばっか責めてくるよなぁ…」
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