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正義と道徳のアクメ
第8章 (最終話)何だか、新婚初夜みたいだね!
 啓子は指ともいきり立った剛直とも味わいの違う、なめらかな粘膜を突き挿れられるのがたまらなく好きだった。
 舌が疲れるからか普段の学は数分しかしてくれなかったが、この日は長くしつこくされてすでに軽い絶頂へ何度も至っていた。
「きょ、今日はどうしてそんなにベロ…挿れてくれるの…?」
「何でだろう…いつも以上に啓子さんの甘酸っぱい味と匂いがたまらなく愛おしいんだ…」
「私のって甘酸っぱいんだ…それって美味しいの…?」
「あぁ…素直に心から美味しいと思うよ…」
 学はこれまで啓子の性器に口をつけた歴史の数々を思い起こした。日によって違いはあるが、常に学が好む果実のような味と香りであることにいつも安堵していた。が、今では、愛する女のものだからどんな味と香りだろうがそう感じるんだ───と、思うようになっていた。
 今は入浴後だから味わいは薄く、スイカの皮付近の可食部のようなほのかな甘酸っぱさが口内に広がるが、舌を突き挿れると糖度の強い中心部のように甘みが濃くなってゆく。
「はあぁっ…!うっ…うぅんっ!」
 啓子は引き締まった小さな尻肉をピクン…とひときわ大きく跳ねさせた。
「どうした…もしかしてイっちまったのか…?」
「何言ってんの…?もう何回もイッてるのに…ね、我慢出来ない…学さんが欲しい…」
「じゃ、そろそろ挿れるか?」
「うんっ!」
 乱れた前髪を額に張りつけて微笑んだ啓子は、猿腕を大きく広げる。
「う!おおぉ…」
「あぁっ…!んぅっ、はぁぁ…」
 学はそこへ身体ごと嵌まり込むと、手も使わずに目視もせずにスムーズに肉柱をセットインさせた。
 自分の形状を啓子の身体がすっかり覚えてしまったことが、こうして奥まで沈むと良く分かった。なのに、少し身を引いただけでガラリと姿形を変え、どこか切なく、苦しく、縋るように学の肉棒を締め上げて射精へと導いてゆくのはなぜなのか。
 それが女の本能というか、生き様のような気がした学は「この女を一生離すもんか」と思うと同時に、一瞬でも目を離すとどこかへ消えてしまうような、そんな儚さに焦れた。
「はぁっ…はぁぁっ…ははっ…」
「あっ!やぁんっ!うぅっ…うふふっ…」
 ふたりは鼻頭をくっつけ合い、吐息をぶつけ合い、顔を見合わせ、互いの性器がしっかりと擦れ合うただそれだけの快感に溺れた。
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