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欲求不満人妻・淫らに犯されて快楽堕ち。オリザ32歳の痴戯痴態
第6章 余韻から現実へ
「そうなのですね」

と、頷く齋藤に、

「そうよ。咲良ちゃんだって、数年後には、私みたいになっていると思うわよ。みんな、大学時代は若いの。そこから十年経つと熟成されるの」

と、オリザが言って肉を網の上に置いて笑った。

「そういうものですか?」

疑問符に、納得できないという気持ちを込めて齋藤は返した。オリザが、スマートフォンを操作して、齋藤にスマートフォンの画面に表示された写真を見せた。

「大学の卒業式で撮った写真よ」

オリザが笑った。齋藤はその画像をジックリと見た。確かに紛れもなくオリザだった。10年前のオリザは、確かに、今以上に童顔で、細い。ワンピース姿で写るオリザの身体のラインはよくわかる。他の写真もオリザが見せた。結婚式で撮った写真。横に立つ男性が夫だろう。確かに夫の方が年上で、十歳は年上に見えた。披露宴に参加した大学時代の同級生らしい女性たちと映るオリザの写真。確かに、他の女性より一段、低い。そして、確かに、幼い顔立ちだと、齋藤にもわかった。

「今と違うでしょ?」

オリザが笑う。齋藤は頷いた。声を出して返事しなかったのは、心のどこかで認めたくないという気持ちがあったからだが、目の前にいるオリザと写真に映るオリザとは、明らかに違った。そう、幼さが取れて、艶っぽさが身について、いわゆる「いい女」になったオリザが目の前にいた。

「咲良ちゃんってどんな感じなの?」

オリザが聞いた。齋藤がスマートフォンを操作して、咲良の写真を見せた。オリザが見て、

「確かに、私に負けないくらい童顔ね。体形も、私の大学時代に近いわ。でも、私より美人よ。何といっても目の形もいいし、大きいわ。アイドル顔っていうのかしら。そんな顔立ちね。それに、私の大学時代よりふっくらしているわ。もし、別れて、十年経って再開したら、齋藤くん、絶対後悔するわ」

と、オリザが言って齋藤を見て微笑んだ。そして、

「咲良ちゃんとの関係は大事にした方がいいわ。それこそ、結婚を前提に付き合ってもいいくらい」

と、続けた。

「そうですか?」

なんとなく縋るような視線でオリザを見る齋藤。

「そうよ。後悔するわよ。まして、咲良ちゃん、齋藤くんのことを好きなのでしょ?そして、いっぱいしてきてお互いにわかっているなら、なおさらよ」

と、オリザが齋藤を見て頷いた。
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