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欲求不満人妻・淫らに犯されて快楽堕ち。オリザ32歳の痴戯痴態
第6章 余韻から現実へ
「僕は、咲良と一緒になった方がいいのですか?オリザさんにとって、僕は不要ですか?」

齋藤は率直に聞いた。オリザのお為ごかしのような助言より、真っすぐに言って欲しかった。

「不要とかそういうことではなく、咲良ちゃんがいるのに、私とするのは、よくないわ。私も今日は、夫が許可をくれたこともあって、しちゃったけど、許可があっても、していいことと悪いことがあるわ」

オリザが俯くと、

「後悔しているということですか?」

と、齋藤が聞いた。

「後悔はしていないけど、今後も、こんなことを続けていいのかしらとは思っているわ。わたしが咲良さんの立場なら、今回のことは許せないと思うから」

オリザが答えた。

「それは、そうかもしれませんが、だとしたら、僕は咲良との関係を終わらせます。僕にはオリザさんしか要りません」

齋藤が断言した瞬間、店員が注文した品の続きを持って来た。微妙な間が生じた。店員も気まずそうだったが、

「注文の品はお揃いでしょうか」

と、確認をして、オリザが、

「ありがとう」

と、声を掛けた。店員が去ったことを確認してから、

「人生を狂わせるつもり?十歳も年上のオバサンと」

と、オリザが笑った。齋藤が思い詰めたように、

「いいと思います。男性の平均寿命は女性の平均寿命より十歳少ないですから、一緒に死ねますよ」

と、死ぬまで一緒にいたいと伝えた。

「齋藤くんが三十歳のとき、わたしは四十歳。齋藤くんが四十歳のとき、わたしは五十歳、齋藤くんが五十歳のとき、わたしは六十歳。齋藤くんが六十歳のとき、わたしは七十歳よ。それでもいいの?男の人は若い女の子の方がいいと聞くけど?」

オリザがそれに答えた。

「いいですよ」

齋藤は、即答した。

「言っておくけど、女性には更年期もあるし、閉経もあるの。四十歳も過ぎれは、更年期もあるかもしれないし、五十歳を過ぎれば、閉経するかもしれないわ。閉経したら女性ではなくなるのよ」

オリザが笑った。

「それくらい保健体育で習いましたよ。閉経したら、中出しし放題ですよ」

齋藤が笑った。

「ちょっと」

店内で、そんな言葉はダメよと、たしなめたオリザに、ニヤッと笑って、

「わかりました。でも、本当のことですよ」

と、齋藤が笑った。
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