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欲求不満人妻・淫らに犯されて快楽堕ち。オリザ32歳の痴戯痴態
第6章 余韻から現実へ
余韻か。齋藤は考え込んだ。

「余韻だけじゃないわ。身体の密着。体温を感じる時間というのかしら。終わった後、抱き合うというか、包み込むように抱きしめられたいの。でも、夫は」

そこまで話して夫との冷めたエッチを思い出してオリザは沈黙した。

「体温ですか。包み込むような」

齋藤はこのところ、そういうことは、まったくしなくなっていた。言われてみれば、そういう時期もあった。お互い初々しかった時期。あれやこれやとエロ動画を見ては、

「次はこれにチャレンジしないか?」

「こっちの方が気になる」

とか、ワイワイ言いながら、終わった後も、

「前の方が良かった」

「今回の方が気持ちよかった」

「どっちがいい?」

とか、話していた。でも、それがこの半年ほどはなくなっていた。一通りでいろいろ体位も試し、エロ動画の内容を試して見ると、だんだん、お互いに気持ちいい体位も決まり、そればかりになって、結局、気持ちいいから選んだはずなのに、新鮮さがなくなってマンネリになっていた。

そう、正常位から騎乗位、駅弁、後背立位で、スパンキング、最後は後背騎乗位で突き上げまくってフィニッシュ。

これが齋藤と咲良が見つけた最高の展開だった。咲良はいつも、壊れる!ダメダメ!と言いながら、最後はいつも小便を撒き散らしながら、イクイクと叫びながら果てる。

それで咲良は満足できていると齋藤は思っていたが、オリザは違うと言う。その後が重要なのだと。

信号待ち。長い。この日は、特に渋滞が特に酷かった。しかし、それが互いに気にならないほど、濃厚な話をしていた。

オリザも自分が夫のどこに不満があるかを齋藤と咲良の関係を通してあらためて気づかされた感じだったし、齋藤にとってはオリザが話すことの全てが新鮮で、驚きに満ち溢れるとともに、最近の咲良との関係の違和感を解き示してくれていて、考えさせられることばかりだった。

『初心忘るべからず』という陳腐な言葉が頭を過った。それは齋藤もオリザも。オリザは齋藤に話ながら、夫がなぜ満足しなくなり、浮気したのか。その答えがわかった。そう、夫はコスプレが好きだったのに、

「それは今度」

と、ある頃から恥ずかしさがあって避けていた。理由はあった。さすがに27歳、28歳にもなって、セーラー服や体操服、スクール水着は恥ずかしかったから。でも、答えるべきだったのかも。
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