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欲求不満人妻・淫らに犯されて快楽堕ち。オリザ32歳の痴戯痴態
第7章 欲求不満の再来
「こっちを見てよ。せっかく頑張っているのだから」

オリザが声を掛けると天井を見上げていた夫が視線を下げた。お互いの視線が交わった。視線を合わせながらオリザが夫の亀頭を舐め上げていく。夫は驚きを隠せなかった。夫は思った。オリザがこんなことをするなんて、多分、あの時の男が。嫉妬と、感謝。綯い交ぜになった感情と同時に、男根が痛いほど勃起して、嫉妬でも男根が反応することを知った。というより、いつもより反応している。こんなに勃起した経験はこの数年ではないくらいだった。頬を染めて舌を伸ばして亀頭を舐めるオリザの扇情的な表情に久しぶりに鼓動が早くなった。早くなった鼓動に共振するように亀頭に送られる血液量が増えたように感じたと同時に、まさかの射精。オリザの顔に夫のザーメンが飛び散った。声を出して知らせる余裕はなかった。

オリザの視点からは夫の恍惚とした表情。そして、感極まった表情はわかった。舐める舌の先端が触れる亀頭が熱くなる感覚はあった。それは齋藤も同じ。夫が興奮していることはわかった。震える男根。齋藤ほど大きくも長くもないが、太い男根。マジマジと夫の男根を見たことはなかった。そもそも夫は明るいところでエッチをしなかった。それはオリザが望んだからでもあった。夫であっても明るいところで全裸を見られることに羞恥心が刺激され、オリザは拒んだ。それを解放したオリザ。その効果は大きかった。夫のこんな興奮した表情を見たことは今までになかった。薄明りでは見えなかったところが見えるという視覚的刺激が夫に与えた影響をオリザは理解した。と同時に、まさかの暴発。唖然とするしかなかったが、遅漏気味だった夫のまさかの暴発。夫の動揺が伝わってきた。夫は何か言おうとしているが適当な言葉が見つからないのか、まるで鯉が息をするように口をパクパクさせているだけだった。いつもは饒舌な夫。なのに、言葉が見つからないということがあるとは、それも驚きだった。

「大丈夫よ」

オリザが夫に声を掛けた。夫が落ち着いたように見えた。

「悪い」

夫は絞り出すように言った。オリザは、

「流してくるわ」

と、夫に伝えて浴室に向かった。洗面室の鏡に夫のザーメンを被った自分が見えた。卑猥。その言葉しか思い浮かばなかった。でも、案外、悪い気はしなかった。夫があんなに早く射精するなんて、驚きだけど、魅力再確認という意識もあった。
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