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欲求不満人妻・淫らに犯されて快楽堕ち。オリザ32歳の痴戯痴態
第7章 欲求不満の再来

シャワーを浴び、顔を洗い、髪の毛を洗った。ザーメンが髪にまで飛んでいた。ザーメンが髪に絡んで取れない。夫の呆けたような顔を思い出した。そう、射精した瞬間の顔。呆けた顔から驚きの顔になり、バツが悪いという顔になって、まるで、百面相だった。遅漏気味の夫にとって今回の暴発は意外だったのだろうと想像できた。
身体を洗うオリザの指が膣の潤いを察知した。夫の男根を間近に見て、フェラチオをするというだけで濡れてしまう自分にオリザは戸惑った。指を入れると意外なほど濡れている。濡れた膣に指を入れるだけで吸い込まれて行く。指の刺激だけで感じてしまう。息が乱れ、荒い呼気が漏れた。否応なしに自覚するしかない性的欲求不満。
「齋藤くんは咲良ちゃんと上手くいっているのかしら」
脳裏に齋藤の様子が浮かんだ。上手くいくためにもSNSにログインすることは躊躇われた。でも、夫とはエッチはできそうにない。坐骨神経痛で痛みを耐えている夫にエッチを求める気にはなれない。
バスルームを出て髪の毛を拭き、身体を拭いて、着替えたオリザは、主寝室にいる夫に、
「シャワーした方がいいわよ」
と、声を掛けた。返事がして、夫がバスルームに向かう気配がした。オリザはキッチンで夕飯の用意を始めた。料理ができるより先に、ゆっくりと歩いてリビングダイニングに入ってきた夫が見えた。腰を庇いながら歩く姿は老人。痛み止めは効いているはずだが、姿勢は戻せないのかもしれない。そんなことを思っていると、
「この間の男とは上手くいっているのか?」
と、ダイニングテーブルセットの椅子に座った夫が話しかけてきた。オリザが夫を見ると、視線が合った。
「あのときだけよ。魔が差したのね。それに、彼女持ちの男だったから」
苦笑いしたオリザに、
「そうか。この身体では、とてもではないがセックスはできない。もし、また、そういう相手が見つかったら、俺に断らなくてもいいから。ただ、俺を捨てないでくれればいい」
と、夫はオリザにそれを伝えると見つめた。
「わかっているわ。それに、そんな都合のいい相手が転がっているわけではないわ」
オリザが笑った。でも、オリザは思った。『捨てないでくれ』って、難しいわ。齋藤のときも咲良の存在がなければ、のめり込んだかもしれない。のめり込んで、捨てないということができる?それこそ矛盾だとオリザは思った。
身体を洗うオリザの指が膣の潤いを察知した。夫の男根を間近に見て、フェラチオをするというだけで濡れてしまう自分にオリザは戸惑った。指を入れると意外なほど濡れている。濡れた膣に指を入れるだけで吸い込まれて行く。指の刺激だけで感じてしまう。息が乱れ、荒い呼気が漏れた。否応なしに自覚するしかない性的欲求不満。
「齋藤くんは咲良ちゃんと上手くいっているのかしら」
脳裏に齋藤の様子が浮かんだ。上手くいくためにもSNSにログインすることは躊躇われた。でも、夫とはエッチはできそうにない。坐骨神経痛で痛みを耐えている夫にエッチを求める気にはなれない。
バスルームを出て髪の毛を拭き、身体を拭いて、着替えたオリザは、主寝室にいる夫に、
「シャワーした方がいいわよ」
と、声を掛けた。返事がして、夫がバスルームに向かう気配がした。オリザはキッチンで夕飯の用意を始めた。料理ができるより先に、ゆっくりと歩いてリビングダイニングに入ってきた夫が見えた。腰を庇いながら歩く姿は老人。痛み止めは効いているはずだが、姿勢は戻せないのかもしれない。そんなことを思っていると、
「この間の男とは上手くいっているのか?」
と、ダイニングテーブルセットの椅子に座った夫が話しかけてきた。オリザが夫を見ると、視線が合った。
「あのときだけよ。魔が差したのね。それに、彼女持ちの男だったから」
苦笑いしたオリザに、
「そうか。この身体では、とてもではないがセックスはできない。もし、また、そういう相手が見つかったら、俺に断らなくてもいいから。ただ、俺を捨てないでくれればいい」
と、夫はオリザにそれを伝えると見つめた。
「わかっているわ。それに、そんな都合のいい相手が転がっているわけではないわ」
オリザが笑った。でも、オリザは思った。『捨てないでくれ』って、難しいわ。齋藤のときも咲良の存在がなければ、のめり込んだかもしれない。のめり込んで、捨てないということができる?それこそ矛盾だとオリザは思った。

