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欲求不満人妻・淫らに犯されて快楽堕ち。オリザ32歳の痴戯痴態
第1章 痴漢されて
中間報告がSNSのメッセージで送られてきた。

「名前は、齋藤誠也。法学部法律学科4年。就職は内定済み。出身は石川県。188センチ110キロ。アメリカンフットボール部所属で、ポジションはランニングバック」

と、崎浜。

「可愛い彼女がいます。同学年の学部生。佐藤咲良。ただ、あまり賢い女じゃない。使えるかもしれません」

と、篠塚。

「織姫の情報はないのか?」

と、メッセージをメンバー各々に創志が送った。オリザはSNSに、ほとんど個人情報を載せていないこともあり、わかるのは顔だけという状況でした。その顔も斜めの顔なので、本人と見比べればわかるけど、そうでなければ分かりにくいということもありました。

そもそもオリザの場合、大っぴらにSNSをやっているということを知られていい状況ではないということもありました。何と言っても、人妻ですから。

それもあって、オリザの情報はなかなか掴めないメンバー。

掴めるのは齋藤の情報ばかり。

篠塚と崎浜が夕方、▶▶駅の改札前で張り込みましたが、オリザは、仕事をしているわけでもなく、降りている駅でスターバックスでお茶して、帰宅するか、そこからショッピングして帰宅なので、夕方ということは、ありませんでした。

そのため、オリザに関することは、五里霧中。となると、齋藤から攻略するしかないという結論に至ったメンバー。

集まった際に、

「『×時××分、▶▶駅から◇◇方面行きに乗る』という情報があって、しばらく、張り込んだ際に、あの女の姿を誰も見ていないのに、どうして、最近になって急に現れたのか?」

と、篠塚が言い出して、

「確かにそうだ。1週間以上、篠塚さんと俺とで張り込んだのに、空振りだった」

と、応じたのは、一緒に張り込んだ崎浜。

「多分、齋藤と示し合わせてだろう。齋藤で取り決めでもしているかもしれない。だとすると、齋藤には感謝しないといけない。齋藤が誘い出してくれたようなものだからな」

と、創志が笑った。

「そうなるわね。影もつかめなかった織姫の陰を掴ませてくれたのだから」

と、応じたのは、志穂。

「4年生ということは、あと数カ月しかない」

隅田が指摘すると、頷いたメンバー。そう、齋藤が卒業すれば、電車に乗らないか、乗ってもどの時間に乗るかわからなくなる可能性が高い。
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