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欲求不満人妻・淫らに犯されて快楽堕ち。オリザ32歳の痴戯痴態
第1章 痴漢されて

逃げ込むようにして乗ったエレベーター。
「大丈夫ですか?」
何度も同じ言葉をオリザにかける齋藤。オリザは、
「大丈夫よ」
と、答え続けたが、それ自体が大丈夫ではないと齋藤には思えた。次の言葉が出てこないし、表情も普通ではなかったからだ。
オリザは、駅のホームに降りるまで、耐え続けた。その反動が来た。囲んでいた男たちがいなくなり、解放されて、気が弛んだところを齋藤に介抱された。
心配する齋藤に、何と伝えたらいいのか、オリザの頭の中は混乱の極みだった。何も言葉が出てこないという感じで、ショートしそうなくらい頭は回転しているのだが、答える言葉が思い浮かばなかった。
痴漢に遭った事実を伝えれば、齋藤はショックを受けることはわかっていた。オリザは齋藤を傷つけたくなかった。
「トイレに行くわ」
と、心配する齋藤にオリザは伝えた。
「ちょっと、体調が悪いの」
と、オリザは続けて伝えた。齋藤は、安堵したように見えた。生理か何かで体調が悪くなったと理解したようにオリザには見えたし、齋藤は、実際にそう思っていた。
トイレに入り、個室で身支度をしたオリザ。ウエットティッシュを使い切るまで身体中を拭いた。そして、トイレットペーパーで拭き取り、便座に腰掛けた。
身体が疼いている。見知らぬ男たちに触られた身体。拭いても穢れが取れるわけではない。多少はマシになる程度。常習犯だとオリザは思った。慣れていて、手際も良いというか、早かった。あっという間の出来事。
協力する女性の存在には怒りを感じたが、そういう手合いがいることは、子供ではないからオリザにもわかった。若作りしていたが、年齢は、一回り上から50歳前くらいだと見えた。
前にいた男は若かったが、残りの三人は、40歳代か50歳代。全体的に背が低く小太りだった。オリザは、意外に冷静に状況を把握していた。
囲み痴漢。想定外だったが、痴漢、そのものに関しては、想定していただけに、取り乱すことはなかった。そして、痴漢されれば、感じてしまうだろうということも想定内ではあったが、囲み痴漢で、同時に何か所も刺激されてしまったのは想定外だった。
エロ動画の世界だけだと高を括っていたのが間違いだったと反省しつつも、意外に、それはそれで、見ず知らずに触られるという気持ち悪さはあるものの、性的快感は伴っていた。
「大丈夫ですか?」
何度も同じ言葉をオリザにかける齋藤。オリザは、
「大丈夫よ」
と、答え続けたが、それ自体が大丈夫ではないと齋藤には思えた。次の言葉が出てこないし、表情も普通ではなかったからだ。
オリザは、駅のホームに降りるまで、耐え続けた。その反動が来た。囲んでいた男たちがいなくなり、解放されて、気が弛んだところを齋藤に介抱された。
心配する齋藤に、何と伝えたらいいのか、オリザの頭の中は混乱の極みだった。何も言葉が出てこないという感じで、ショートしそうなくらい頭は回転しているのだが、答える言葉が思い浮かばなかった。
痴漢に遭った事実を伝えれば、齋藤はショックを受けることはわかっていた。オリザは齋藤を傷つけたくなかった。
「トイレに行くわ」
と、心配する齋藤にオリザは伝えた。
「ちょっと、体調が悪いの」
と、オリザは続けて伝えた。齋藤は、安堵したように見えた。生理か何かで体調が悪くなったと理解したようにオリザには見えたし、齋藤は、実際にそう思っていた。
トイレに入り、個室で身支度をしたオリザ。ウエットティッシュを使い切るまで身体中を拭いた。そして、トイレットペーパーで拭き取り、便座に腰掛けた。
身体が疼いている。見知らぬ男たちに触られた身体。拭いても穢れが取れるわけではない。多少はマシになる程度。常習犯だとオリザは思った。慣れていて、手際も良いというか、早かった。あっという間の出来事。
協力する女性の存在には怒りを感じたが、そういう手合いがいることは、子供ではないからオリザにもわかった。若作りしていたが、年齢は、一回り上から50歳前くらいだと見えた。
前にいた男は若かったが、残りの三人は、40歳代か50歳代。全体的に背が低く小太りだった。オリザは、意外に冷静に状況を把握していた。
囲み痴漢。想定外だったが、痴漢、そのものに関しては、想定していただけに、取り乱すことはなかった。そして、痴漢されれば、感じてしまうだろうということも想定内ではあったが、囲み痴漢で、同時に何か所も刺激されてしまったのは想定外だった。
エロ動画の世界だけだと高を括っていたのが間違いだったと反省しつつも、意外に、それはそれで、見ず知らずに触られるという気持ち悪さはあるものの、性的快感は伴っていた。

