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欲求不満人妻・淫らに犯されて快楽堕ち。オリザ32歳の痴戯痴態
第1章 痴漢されて
「大丈夫です。今日は昼からしか講義がありませんから」

と、齋藤が話した。ということは、オリザのガードのためだけに、ラッシュアワーの満員電車に乗っていたということ。

「講義もないのに、私に合わせて、そこまでしてくれなくてもいいのよ」

慌ててオリザが話すと、

「あなたと少しでも一緒にいられるなら、何でもしますよ。僕は」

と、齋藤がはにかみながら答えた。逞しい身体に精悍な顔つきの齋藤。でも、言葉を聞けば、やはり学生。10歳年上のオリザからすれば、可愛い男子学生。『何でもしますよ』って、無邪気な言葉も可愛いと思った。

「ムリしなくていいのよ」

ふとオリザは思い出した。夫も結婚する前、というか、プロポーズ。

「オリザの為なら何でもするよ。それくらい愛しているんだ。結婚しようよ」

男っていくらでも空手形を切るのよね。それを信じた結果が、今。とはいえ、今の生活に性的欲求以外に関しては不満はないけれど。毎月100万円の生活費。誕生日と結婚記念日、クリスマスイブ、そして、なぜか雛祭りに、夫はプレゼントを贈ってくる。お陰でオリザの口座には1,000万円以上の預金残高。

どうして、夫は離婚を切り出さないのか、それだけが疑問。手切れ金なら、すでに頂いているって感じだし、夫の資産がいくらあるのか知らないけれど、浮気相手と別に家庭をいながら、生活費を欠かさず振り込んでくる。これだけのお金があるなら、手切れ金を渡して、縁を切ってもいいのに、夫はそれをしない。

未だに、たまに帰宅しては、オリザを求めてくる。それを受け入れるべきかどうか。オリザの女友達は『拒絶しろ』と言うけど、オリザは受け入れている。

なぜか?それは、生活費を貰っているから?違う。今でもオリザは夫に期待しているから。オリザに子供ができないから、夫は子供のできた浮気相手のところに入り浸っている。それは、父親として当然だとオリザは思っている。父親なのだから生まれてきた子供に責任を持つべきだし、父親らしいことをすべきだと思っているから。

ただ、オリザが思っていることはそれだけではなかった。夫とのためのエッチでも妊娠して子供ができれば、夫は当然、その子に対しても父親らしい振る舞いをするだろうと思っているから。それがなかったら、手切れ金なしでも子供の真剣だけをもらって離婚してもいいと考えていた。
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