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欲求不満人妻・淫らに犯されて快楽堕ち。オリザ32歳の痴戯痴態
第1章 痴漢されて
そんな齋藤に心が動いてしまっている自分にオリザは戸惑っていた。心を許していいのかどうか。夫は、身体を許しても心は許すなと言いたかったのだとわかっている。

単なる性的欲求の捌け口として、齋藤と関係するだけなら、夫は問題にしないだろう。でも、そんな関係で終われそうにない。すでに心が動いている。関係を持てば、心と体が一致してしまう。

やはり、齋藤とは一線を越えてはいけない。今日は、カフェで語らうくらいで帰宅しないといけない。

オリザはそう心に決めて、

「時間があるならカフェでも行く?」

と、齋藤を誘った。齋藤は嬉々として、

「お供します」

と、二つ返事で答えた。若い逞しい男前の男と連れ立って歩くなんて、心が浮かれそうになるけど、なってはいけないし、そんな風に思われるようなそぶりを見せてもいけない。誰がどこで見ているかわからない。

オリザはポーカーフェイスで齋藤に、

「楽しそうな顔はダメ」

と、言った。浮かれかかっていた齋藤が顔を引き締めた。細かなことを言わなくても齋藤にはわかったようだった。頭の回転が速いと、オリザは感じた。スターバックスに入り、注文の品を受け取ると、オープンエアの座席に対面で座った。通行人の目もある。多くの人の目に触れる代わりに、密会とは誰も言わない。

そこで齋藤とオリザは話した。オリザはトイレを出て、齋藤と合流し、改札を出て、スターバックスに向かう道筋で決めた。齋藤に囲み痴漢に遭ったことと、齋藤に伝えなかったのは、危険だと判断したからだということを伝えることを。

オープンエアのテーブル。と言っても道路からは7mほどは入っている。しかも、道路は幹線。車の通りが多く、歩道の通行人は少ない。

オリザが意を決して、先ほどの電車内での囲み痴漢について話し始めた。驚く齋藤。驚愕の表情と、悔悟の表情、苦悩の表情が瞬間で現れては消えて、次の表情に変化した。最後には、齋藤は、涙を流し始めた。

「すいません。僕が至らぬばかりに」

膝の上で握りしめた拳が震えていた。囲み痴漢のメンバーの女性の話になると、齋藤が、

「女性が痴漢グループに参加するなんてことが」

と、驚き呆れ、何とも言えない顔で、

「どうして?」

と、言って絶句した。
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