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欲求不満人妻・淫らに犯されて快楽堕ち。オリザ32歳の痴戯痴態
第2章 初めての浮気
「プロポーズって、時代錯誤って言われるかもしれないけど、やはり、男からするものよ。その子、齋藤君が、自分にプロポーズをしてくれるのを待っているんじゃない。彼女気取りじゃなくて、誰かに齋藤くんを取られたくないから、私の彼氏ってガードしているのよ。あなたが電車の中で私のガードをしたように」

と、オリザが話すと、眉間に皺を寄せて、テーブルの上の空になったカップを睨んで考え込む齋藤。

「プロポーズしたら?そして、付き合ったら。大学卒業まで時間は残されていないし、このままズルズルとしていたら、ダメ。もし、付き合いつもりがないなら、スパッと切らないと」

と、オリザが言い切ると、齋藤が大きく息を吐いて、唇を噛んだ。

「ずっと一緒にいたんでしょ。嫌いじゃないんでしょ。一緒になったらいいのよ。ほぼ、彼女なんでしょ。本当に嫌なら、ぶつかっているって。今まで、ぶつからなかったってことは、これからもぶつからない。上手くやっていけるはずよ」

オリザには齋藤の話を聞くだけしかできないが、上手くやっていけるように思えた。それに、会ったことはなくても、一人の男を思い続け、煮え切らない男を後生大事にしている健気さに同情していたこともあった。それでも煮え切らない齋藤の態度。オリザは最後のカードを切った。

「その子と付き合いなさい。付き合ったら、その子が本命。私との関係は遊びになるわ」

と、言って笑った。頷いた齋藤。ここまで言わないとわからないのねとオリザは少し呆れた。オリザがその子と付き合うように言っている意味が齋藤は、最後の最後までわかっていなかった。本当は言葉にしないで伝えたかったのだが、齋藤には、それを理解することができなかった。恋愛経験不足としか言えない。オリザも経験不足なところが多々あるが、齋藤はさらに不足している。傍から見れば、団栗の背比べ、五十歩百歩でしかないのだが。

齋藤は考えた。咲良と付き合ったら、付録で織姫(オリザのHN)さんと、エッチできる?咲良は、彼女気取りで、当然、エッチを求めるし、エッチをしてきたが、さらに、加算でエッチができる。しかも、こんな美人のナイスバディと。しかも、後腐れなくエッチできる。齋藤は生まれて初めて神の存在を信じた。どんな神か知らないが、こんな幸運が舞い落ちてくるなんて。SNSサマサマだと、ニンマリした齋藤。
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