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第2章 初めての浮気

22歳の幼さの残る美少女アイドル系の咲良と、32歳の大人の色気ムンムンのグラビアアイドル系オリザ。齋藤が思い浮かべたのは、咲良は、AV女優の松本いちか、オリザは、AV女優の成宮いろは。

実際、顔立ちからスタイルまで似ている。

咲良は、身長155で、82-58-85のAカップ。
オリザは、身長150で、87-62-90のDカップ。

身長、スリーサイズは誤差の範囲だった。だからか、顔立ちから受ける印象などが似ていた。特に咲良とは週に二度から三度はエッチをしている齋藤だから、咲良の裸体は見慣れている。松本いちかのエロ動画を視聴したとき、咲良？と疑問に思うほど似ていた。

さすがに、オリザの裸体は想像するしかないが、中学時代にコッソリとエロ動画を見たときに見つけて以来、たまに再生する動画に出演していた成宮いろは。最初、オリザに▶▶駅のホームで見かけたとき、似ていると思った。当然、同一人物ではないことはわかっていた。何と言っても、中学時代に見たエロ動画の成宮いろはは、今はもっと加齢していて、熟女という歳になっているはず。何と言っても、7年くらいは経っているのだから。

こんな二人と同時並行で、エッチができるとしたら、最高過ぎる。

咲良は、齋藤にとっては都合のいい女。彼女気取りでエッチをさせてくれるが、齋藤は、咲良を彼女とは認めていない。咲良も認めて欲しいと思いつつも、エッチ＋彼女気取りという状態を受け入れていた。エッチしていたら彼女だろと、思う同級生もいたが、齋藤は線引きをしていた。

「友達以上彼女未満＝セフレ」と「彼女＝恋人」の間に線を引き、咲良は、前者。後者は募集中という姿勢を崩さなかった。だから、「咲良って誠也の彼女だよね？」と聞かれても、頷かない。「友達以上彼女未満」という回答しかしない。そして、「彼女とか恋人には物足りない」と、続ける。それを聞いた咲良は、何が足りないのか、考え続ける羽目になっていた。だから、咲良は齋藤に尽くし続けていた。でも、いつまで経っても恋人に昇格できないでいた。

それが思わぬところからプッシュが入ったという感じだった。ちなみに、齋藤が咲良に足りないと思っていたのは、女性的な魅力。咲良は可愛い。「可愛い＝幼さ」と齋藤は感じていた。胸も小さい。Aカップだと、齋藤は、男と大差ないと思っていた。