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欲求不満人妻・淫らに犯されて快楽堕ち。オリザ32歳の痴戯痴態
第2章 初めての浮気
齋藤の脳裏には黄信号どころか、赤信号が灯っていたが、我慢できずに、ショーツを裏返して、クロッチの部分を確認した。微かに湿っている。濡れたクロッチが乾きかけているという感じ。布地が縒れているのは、粘着性のある液体で濡れたことを表していた。鼻を擦り付けると強烈な匂いがした。

その頃、リビングルームのソファに座って齋藤を待っていたオリザ。シャワーの音はしなくなった。身体を拭いているにしても、長い。気になったというより、待ちきれなくなって、オリザが脱衣所に向かった。

脱衣所の引き戸を開くと、背中を向けて膝をついている齋藤の姿が見えた。その向こうには脱衣籠。

オリザはそっと近づいた。齋藤がショーツに顔を寄せて匂いを嗅いでいることはわかった。少し見ていたら、齋藤が、背後の気配を感じたのか、振り返った。目と目が至近距離であった。

「何をしているの?」

オリザが、咎めるような感じではないが、怪訝そうに聞いた。齋藤は、返答に困った様子で黙り込んだ。オリザが、今、気が付いたように

「もう、止めてよ」

と言って、齋藤が手にしているショーツを取り上げて、

「もう、齋藤くんって変態なのね。こんなのの匂いを嗅いで」

と、指摘すると、

「す、すいません。気になってしまって」

と、素直に齋藤が謝った。

「今からエッチするのに、そっちがの方がいいなんて。ショックだわ」

オリザが嘆くと、

「本当に、すいませんでした。オリザさんの匂いが気になってしまって」

と、再度、謝った。

「匂いフェチなの?」

と、オリザが聞くと、

「わかりません。ただ、バスルームも、それもいい香りがしていて」

と、言いながら頭を掻いた。

「じゃあ、頭から被っていたら?」

と、オリザが笑うと、

「いいんですか?」

と、齋藤がなぜか、乗り気になっていて、オリザが慌てて、

「冗談よ。っていうか、齋藤くんって、ここに何をしに来たの?」

と、聞いて、それから口を尖らせて、拗ねて見せた。齋藤のはだけたバスタオルの陰に隆々と天を衝かんばかりに屹立する巨根がオリザの視界に入った。その視線を感じた齋藤が、巨根を握って、

「これを使うためです」

と、オリザの顔を見て、微笑んだ。オリザが頷いた。
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