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欲求不満人妻・淫らに犯されて快楽堕ち。オリザ32歳の痴戯痴態
第3章 第二ラウンド
「え?」

と、だけ反応して止まったオリザ。齋藤は、その反応に戸惑ったが、

「あまりに綺麗なので。というか、使い込んだ感じがないというか、その、22歳の彼女より色素の沈殿もなくて、綺麗だから」

と、たどたどしい説明した。聞いて、納得したというか、わかったという感じで、

「それは、経験不足だからかもしれないわ」

と、答えた。実際、オリザの経験はわずか。夫とが初めてではなかったけど、それまでに付き合った男性は大学時代に2人だけ。高校時代にも彼氏はいたけど、エッチはしていなかった。

大学時代の彼氏も、一年生の時に付き合った彼氏は三年生で就職活動、四年生になると卒業研究と、忙しくて、付き合ってから初めてのエッチは、交際一年目の記念日。そこから月に数度はエッチをしていたけど、一晩に何度もとか、そういうエッチではなかったし、オリザもその彼氏もエッチより一緒に出掛けるのが楽しいという感じのタイプだった。

もう一人の彼氏は、一人目の彼氏が卒業して、就職先の配属が遠方だったこともあり、半年ほどで自然消滅というか、最後は、LINEで「会えない彼氏より会える彼氏を作りな。LINEだけの恋人関係で、束縛したくないから」と彼氏から切り出され、オリザは返事ができなかった。それからしばらくして、彼氏のアカウントは消えていた。それから、オリザが卒業するまで付き合うことになったとはいえ、期間は、短かったし、オリザ自身も就職活動もあり、卒業論文もあり、想い出はクリスマスイブのTDLくらい。エッチも数回程度。

そして、就職した企業の御曹司だった夫に見初められて結婚した。それからは夫だけの生活。とはいえ、夫がオリザに求めたのは癒し。二代目社長として、創業者である父や、母が納得する相手として、容姿端麗、清楚で知的な雰囲気、若くても落ち着きがあって、学歴もあり、社長夫人に似つかわしいとして、白羽の矢が立った。

しかし、なかなか子供ができないということもあり、三代目が必要ということで、夫は、浮気相手との間に子供を作った。舅、姑も容認していたし、オリザも認めざるを得なかった。

それ以来、夫は子供に対して、父親としての務めを果たすために、家を空けることが多く、月に一度くらいしか戻っては来ない。当然、エッチはその時くらい。

経験不足という言葉は、実感だった。
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