この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
欲求不満人妻・淫らに犯されて快楽堕ち。オリザ32歳の痴戯痴態
第6章 余韻から現実へ
オリザは考えていた。この齋藤との関係を維持していいのかどうか?齋藤がシャワーを浴びている間に、オリザは夫に連絡して、話した。夫は、仕事中らしかったが、話を聞いてくれた。オリザは、斎藤に恋人というか彼女気取りの女友達がいることを伝え、このままエッチをするような関係を続けていいのかどうか、聞いた。夫に相談すべき内容ではないように思ったが、相談できる相手は、今の状況を知っている夫以外に思い当たらなかった。

「そうだな。そこまで真剣に考える必要はないだろ?お前も遊び、あっちも遊びなら、気楽な関係でエッチを愉しめばいいと思うぜ」

夫は本当に気楽というか、仕事や事業のことは真剣に考えるが、それ以外は、適当だった。夫の意見は、自分の浮気相手も所詮、遊び。子供ができたから、子供には責任をもって父親として振舞うだけで、オリザにも齋藤は所詮、遊びと割り切って遊べということが言いたいのだと、今までの夫の言動からも想定はできていた回答だった。

齋藤はシャワーを浴びながら考えていた。それは咲良からの通話の内容。大学に顔を出さないから心配しているということだった。疑われている感覚はなく、体調不良か何かだと心配しているという感じだった。そういうところも含めて、「彼女気取り」だと齋藤は思うのだが、自分のことを気遣ってくれているだけに、無碍にもできないというのが齋藤の置かれた立場だった。

齋藤にもわかっていることはある。それは、人妻のオリザとこの関係を続けていっても行き詰まる可能性が高いということ。「略奪愛」という言葉が何度も明滅しているが、オリザの暮らしぶりを見れば、オリザが今の境遇を捨てて自分と一緒になってくれるとは思えなかったし、オリザにこんな暮らしをさせることが自分にはできないと思った。となると、適当に遊びで人妻とエッチする関係ということしか選択肢は残らない。

オリザは夫の許可を得て、エッチをしているが、翻って自分はどうだろう?彼女気取りの咲良の許可は得ていない。そもそも、彼女気取りというだけで、恋人でもなんでもない。とはいえ、思い出して見ると、大学生活の三年以上を咲良と一緒に過ごしてきた。当然、イベント事もあったし、楽しい思い出もあった。咲良は、最近、結婚を考えているという素振りをしていた。咲良は両想いだと思っている。ここまでずるずる来たら、彼女と認めるしかないのかもしれない。
/125ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ