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女園のシキタリ
第1章 悪夢の規律

 部屋に荷物を置き、一イキつく間もなく、
女子達からこの寮での規則を一から順に教えられる…

まず、この寮に共同生活しているのは、私達1年生から4年生まで男女全て併せて40名。

その内訳は、新入生の私達1年生男子4名と女子8名。
      2年生は1年生と全く同数であり、
      3,4年生については、男子が存在せず、
      女子だけがそれぞれ8名ずつだという…

 「最初に、私達とこの寮で一緒に生活していく上で、一番重要なことなんだけど、
先輩の言うことは、どんな事でも絶対に逆らっちゃイケないから」

こうして、指導係の彼女達から優しい口調で言い渡されたのは、
昔から体育会系や部活の強豪校等でもよくある『先輩の命令は絶対だ』という
厳しいカースト制度だった…

自分達が新入生である以上、ある程度は覚悟してきたが、
やはり、男社会だけでなく、女社会にも先輩後輩の上下関係は存在するのである…

最上位学年である4年生は、神様の様な絶対的支配者であり、

その一つ下に控える3年生は一般的な平民。

こうして私達に対し、寮での規則を教え、指導する2年生は世話役的な召使。

そして、新入生である私達1年は、先輩の言いなりとなる奴隷的な存在でしかないらしい…

 「…とは言っても、貴方達以外はほとんど女子だから、暴力的な体罰はないし、
そこまで怖がる必要なんてないわよ。
でも、もし…先輩達に逆らって目をつけられた場合は、
即刻、この寮から出てってもらうことになるから、ソコだけは十分気を付けてね」

寮を追い出されてしまうと言われては、皆従わざるを得ないのだろう…

先輩のことは必ずさん付けで呼び、敬語を使って話すこと。

トイレ、風呂掃除は1年生が毎日すること。

3、4年生の洗濯物は1年生が洗濯すること。

等、基本的な事から細かな規則までもが伝えられ、

 「じゃあ、最後に貴方達男子には、コレが一番ツライ規則になるんだけど…」

こう前もって勿体付けた様に、ニヤリとイヤらしく微笑む二年生の口から発せられたのは、

 「1、2年の内は、3、4年生の許可なく、黙って勝手に射精しちゃイケないから」

 「なっ!」

その美人の口から恥ずかしげもなく、いきなりドピュッと飛び出してきた
『射精』という淫靡な医療用語と禁止行為に、男達は耳を疑い、絶句させられていた…
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