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第1章 凌辱

美幸の鳴き声は、渡辺の卑劣な要求に完全に屈服した淫らな喘ぎとなって、ラブホテルの部屋に響き渡っていた。

渡辺の容赦ない激しい攻め、膣奥を正確に突き上げる剛直な動きは、美幸の身体を限界まで追い詰めた。

「ひぃっ！あぁあああッ！や、やめ……！」

美幸の喘ぎは絶叫となり、身体は硬直した。そして、快感の波が全身を駆け巡り、ついに絶頂に達した。

美幸は、両手で自分の顔を覆い隠し、上半身を激しく仰け反らせて、全身を震わせた。美幸の体は、快感の痙攣とともに渡辺に完全に晒され、屈服した。

美幸のこの反応は、人妻としての貞淑な理性と、誠への愛情が、渡辺の卑劣な力と快楽によって完全に打ち砕かれた瞬間を意味していた。

美幸のその激しい反応を見た渡辺は、全身に鳥肌が立つほどの極上の満足感に包まれた。

絶頂の波が去り、脱力している美幸の身体に、渡辺は再び覆いかぶさった。美幸の乱れた髪を払い、熱っぽい息遣いで、耳元に卑劣な言葉を囁く。

「イッたのか？旦那以外の男とセックスしてイクなんて、悪い女だ…」

その言葉は、美幸の胸に、快感の余韻を打ち消すほどの強烈な罪悪感となって突き刺さった。

（あなた…ごめんなさい…。ごめんなさい…）

体を渡辺に抱かれながら、美幸の心は、取り返しのつかない裏切りをしたという絶望に沈んでいた。

（いい女だ。これからたっぷりと躾けてやる）

美幸が罪悪感に苛まれ、苦悶の表情を浮かべているのを見て、渡辺の卑劣な欲情はさらに高まった。

渡辺は美幸の顔に手を添え、抵抗する暇も与えずに美幸の唇を再び奪った。

美幸が固く閉ざそうとする唇をこじ開け、舌をねじ込むと同時に、ねっとりとした唾液を送り込む。

そして、渡辺は口を塞ぎながら、腰の動きを再開した。

美幸の体内で、渡辺の性器が再び激しく突き上げを始めると、美幸の口からは、キスによって抑え込まれた嗚咽が、すぐに渡辺の喉の奥に漏れるのを感じた。