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夫の上司に手籠めにされる若妻
第1章 凌辱
「……はい…」
美幸は抵抗することなく、ただ小さく頷くことしかできなかった。その頷きは、夫である誠を救うための諦念のサインだった。
渡辺は、美幸の返事を聞くと、待ってましたとばかりに、ブラウスの上から腰に手を回した。美幸の華奢な腰に触れるその手つきは、優しさなど微塵もなく、すべてを支配しようとする強い意志を帯びていた。
渡辺の顔は、これからこの清楚な人妻を独り占めできるという勝ち誇った笑みで歪んでいる。
美幸は、誠以外の男性の手に触れられたことに身体が一瞬硬直したが、すべては誠のためだと、目を閉じてその屈辱に耐えた。
そして、二人はひっそりと建物の中へと消えていった…。
カチャリ、と重い音を立ててドアが閉められた。
美幸は、その部屋の様子に息を呑んだ。
室内は、窓からの光を遮られ、薄暗い淫靡な間接照明だけに照らされている。その光景の中心には、二人では広すぎるほどの大きなベッドが鎮座していた。いかにも男女がセックスをするためだけの場といった雰囲気に、美幸はひどく気圧された。
(…本当に、私はどうしてこんなところに…)
これまで必死に押さえ込んでいた後悔と不安が、この閉ざされた空間に入った途端、津波のように押し寄せてくる。これから起こることは、美幸にも痛いほど予想できた。
渡辺は、すでにジャケットを脱ぎ、ワイシャツ姿になっていた。そして、ネクタイを外しながら自信に満ちた、余裕の表情を美幸に向けた。
「さあ、奥さん、こっちに来なさい」
渡辺は、部屋の入り口に立ち尽くしている美幸の元へ、ゆっくりと近づいてくる。そして、再び美幸の腰に手を回した。渡辺の指先が、ブラウスの生地越しに美幸の肌に触れた瞬間、美幸の体に生理的な嫌悪感が稲妻のように走った。
「アッ…嫌っ!」
美幸は抵抗することなく、ただ小さく頷くことしかできなかった。その頷きは、夫である誠を救うための諦念のサインだった。
渡辺は、美幸の返事を聞くと、待ってましたとばかりに、ブラウスの上から腰に手を回した。美幸の華奢な腰に触れるその手つきは、優しさなど微塵もなく、すべてを支配しようとする強い意志を帯びていた。
渡辺の顔は、これからこの清楚な人妻を独り占めできるという勝ち誇った笑みで歪んでいる。
美幸は、誠以外の男性の手に触れられたことに身体が一瞬硬直したが、すべては誠のためだと、目を閉じてその屈辱に耐えた。
そして、二人はひっそりと建物の中へと消えていった…。
カチャリ、と重い音を立ててドアが閉められた。
美幸は、その部屋の様子に息を呑んだ。
室内は、窓からの光を遮られ、薄暗い淫靡な間接照明だけに照らされている。その光景の中心には、二人では広すぎるほどの大きなベッドが鎮座していた。いかにも男女がセックスをするためだけの場といった雰囲気に、美幸はひどく気圧された。
(…本当に、私はどうしてこんなところに…)
これまで必死に押さえ込んでいた後悔と不安が、この閉ざされた空間に入った途端、津波のように押し寄せてくる。これから起こることは、美幸にも痛いほど予想できた。
渡辺は、すでにジャケットを脱ぎ、ワイシャツ姿になっていた。そして、ネクタイを外しながら自信に満ちた、余裕の表情を美幸に向けた。
「さあ、奥さん、こっちに来なさい」
渡辺は、部屋の入り口に立ち尽くしている美幸の元へ、ゆっくりと近づいてくる。そして、再び美幸の腰に手を回した。渡辺の指先が、ブラウスの生地越しに美幸の肌に触れた瞬間、美幸の体に生理的な嫌悪感が稲妻のように走った。
「アッ…嫌っ!」

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