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夫の上司に手籠めにされる若妻
第1章 凌辱
優しい響きとはかけ離れた、命令のトーンで、渡辺は再び美幸を促した。

美幸の唇が、一瞬、諦めから緩んだその隙を逃さず、渡辺は再びその唇を塞いだ。そして、今度は美幸の抵抗を許さず、力ずくで舌をねじ込む。美幸の舌を無理やり絡め取った。

(くくく…これこそが、人妻を奪う醍醐味だ。桜井の妻は、夫のためという大義名分のもと、今、俺の唇を受け入れている!)

美幸の唇を蹂躙する渡辺の顔は、恍惚とした、しかし下劣な喜びに満ちていた。

渡辺は美幸の唇から口を離すと、満足そうに息を吐き、下卑な笑みを浮かべた顔で美幸を見下ろした。その表情は、美幸の貞操を踏みにじることを楽しんでいるかのようだった。

「奥さん…私の言う通りにすれば、悪いようにはしませんよ」

渡辺は、改めて、誠のリストラをちらつかせて美幸に従順であることを要求した。

美幸は、喘ぐように呼吸を繰り返すが、抵抗する力は残っていなかった。

渡辺は、美幸の返事を待たずに、ブラウスのボタンに手を掛けた。清楚な白の生地を留めていた一つ目のボタンが、プツリと外される。

美幸は、自分の体が侵されていく予感に、耐えきれず再び顔を横に向けた。その頬は熱を持ち、固く目を閉じた表情は、恥辱と諦念に満ちていた。

渡辺は、美幸の顔を背ける抵抗など意にも介さず、次々とブラウスのボタンを外していった。ブラウスが開けると、薄いキャミソールが覗く。

渡辺は、そのキャミソールを容赦なく捲り上げた。

露わになったのは、淡いピンク色のブラジャーに包まれた、美幸の胸の膨らみだった。清楚な外見のイメージに反し、それはしっかりと盛り上がった豊かなボリュームを誇っていた。

渡辺は、その豊満な曲線を目にし、一瞬言葉を失う。

「奥さん、素敵ですよ」

それは、建前や脅しではなく、思わず口から漏れた本音だった。美幸の予想以上の身体つきが、渡辺の欲望を爆発させた。
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