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夜来香 〜若叔母と甥、禁忌の果て〜(改訂版)
第25章 クリスマス・イブ 〜慟哭〜
12月21日、二学期の終業式だった。
「はよっす、陽翔…」
「ぁぁ、健人か…おはよ…」
「いやぁ、派手に負けたわ…。まぁ、来年からは俺がエースだからな、国立狙っちゃうけどな…」
ホームルーム前に健人と普段通りの会話をしていた。
「そりゃ楽しみだ…」
「なぁ、陽翔…お前クリスマス・イブはなんか予定あんの?…吉沢達とカラオケ行こうかって話あんだけど…」
健人は陽翔に予定があることは知っていて探りを入れてみた。
「え?…いや、その日はちょっと…」
健人はあたふたする陽翔をからかうように言う。
「なんだよ…クリスマス・イブに何があるんだよ…」
「いいだろ…その日は朝から用事があるんだよ…」
健人は、聞きたいことが聞けたと、それ以上の追求はしなかった。
【あの結奈って叔母さんとは終わったんだろ…他に彼女でもできたのか?…まぁ、いい…俺はお前の母ちゃんとヤりまくりだ…】
健人は由紀子から結奈が家庭教師を辞めて、陽翔とも終わったと聞いていた。
友達とはいえ、陽翔のプライベートに然程興味はなかった。
教室にチャイムの音が鳴ると、席に戻っていった。
健人は終業式が終わると、早速由紀子にLINEした。
〘クリスマス・イブはヤりまくり決定! 陽翔は朝から出かけるってさ。帰りの時間は由紀子が確認しておけよ! 陽翔が出かけたらすぐに連絡すること! それからこんな格好で待ってろ、いいな!〙
そして続けて画像を送りつけておいた。
由紀子は健人からのLINEを確認し、送られてきた画像に赤面した。
【もう、こんなおばさんになんてことをさせるのよ……】
思いながらも、すぐに返信した。
〘はい、わかりました。陽翔の帰りのことは聞いておきます。〙
その日の夕食中に陽翔の方から話してきた。
「24日は午前中から出かけるから…それと、夜も食べて帰るから…」
「え?、あ、そうなの…。じゃ、25日は何かご馳走にするわね……」
「うん、任せるよ…それと父さんが画材買ってくれるって…それも24日に届くって言ってたから…母さんもありがとね…」
「よかったわね…陽翔が頑張ったご褒美なんだから……」
久しぶりに息子に礼なんて言われ、うれしかった。
それと同じくらい、健人に会えることが待ち遠しかった。
陽翔がお風呂に入ると、由紀子はすぐに健人にLINEしていた。

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