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町内会長にNTRされちゃう新妻
第3章 秋・町内旅行その2
翌朝…。

朝食会場で、奈美は町内会長と顔を合わせた。

会長は、いつものように役員席で、町内の人間に朗らかに挨拶を交わしていた。

奈美と個人的な目を合わせることはなく、奈美もまた、会長の視界に入らないように、他の参加者の世話に没頭した。

(この人…本当に昨夜あんなことをした人なの…?まるで別人だわ…)

(私が、和也に隠れていやらしい行為をしたことなんて、誰にも知られていない…)

奈美は罪悪感と同時に、秘密を共有しているという奇妙な緊張感を覚えた。

午前中は、役員として温泉街の散策案内や、昼食の手配などで忙しく動き回った。その忙しさが、奈美の不安や後ろめたさを一時的に遠ざけてくれた。

そして、昼過ぎ。

ロビーで待機していた奈美の元へ、タクシーで駆けつけた夫の和也が合流した。

「奈美!遅くなってごめん。何とか仕事片付けてきたよ」

「和也!よかった。お疲れ様」

奈美は、夫の優しく、見慣れた顔を見て、心底ホッとした。

夫の腕に触れると、昨夜の会長との行為が遠い夢のように感じられる。

「みんなに挨拶しないと。会長さんどこかな?」

和也はキョロキョロとロビーを見渡した。

その時、町内会長が奈美たちの前に現れた。

「おぉっ、関口さん!間に合ってよかった。奥さんも待ちくたびれていましたぞ。」

笑顔で和也に挨拶をする会長は、和也を前にしても、態度は完璧だった。
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