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ちょっとおかしい隣の女
第7章 たまにはイチャLOVE
エレベーターが上昇する中。
俺んちかな、はるみんちかな。
前を見てそんな事を考える俺。
その後ろでは。
キュウリやズッキーニなんかが入ったビニール袋をゴソゴソさせながら変態な格好で鼻歌を歌っている大木はるみ。
前を見たままの俺。
ヤベ~なこの女、変質者の心を鷲掴みだろ。
いや大抵の男だってやられるだろ。
なんて考えて口許の弛みを抑えきれないでいた。

エレベーターを降りた俺と大木はるみ。
なあ!一緒飯喰わねぇか。
振り返り大木はるみに話しかける俺。
思春期の小僧みたいにドキドキしていた。

それから実はひと悶着。
大木はるみに言わせれば、俺の部屋はエロい匂いで満ちてるらしい。
俺に言わせれば大木はるみの部屋だってエロい匂いしかしない。
だが。
結構は大木はるみの部屋で一緒に弁当を食べる事となった。
まあ、ぶっちゃけこのひと悶着も楽しかった。

大木はるみの部屋のリビングで。
買って来た弁当は唐揚げ弁当とハンバーグ弁当。
どっちがどっちを食べるか。
いっせいのせ!で選ぶ俺と大木はるみ。
因みに大木はるみの格好は白ブラウスに黒いパンティストッキングのままだけど。
何より今は弁当。
そして俺が選んだのはハンバーグ弁当。
よし!1位指命ゲットだ。
本気でニヤニヤしている俺に。
「ハンバーグが好きなんて、お子ちゃまでちゅね~」
やっぱりニヤニヤしながらからかってくる大木はるみ。
なんだ?この女?
サイコーじゃねぇか!
と思いつつ。
「おまえな~ハンバーグは男のロマンだぞ」
なんか彼氏ぶってしまう。
そんな俺に。
「いつまでも少年のままでいたいって事?」
笑いながら聴いてくる大木はるみ。
コイツ。
ただの変態じゃない!
狂った事しか言わないと思っていた大木はるみとのなんかホワッとした会話にメロメロなる俺。
あの謎の関西弁キャラも3歳児キャラも相手を楽しくする。
妄想に囚われ様々な人格になりきる。
大木はるみならでの会話術なのか。
なんか大木はるみの食事が思いのほか楽しくて。
ビールが飲みたくなってきた。

自分の部屋から冷やしていたビールを四本持ってくる俺。
一缶目のプルトップを開けて。
ゴクッと一口飲む俺。
やっぱり旨いな。
その旨さに。
かぁぁぁぁっ!
思わず声の漏れる俺。
本当に旨い。
そんなビールを堪能する俺の顔を繁々と見つめる大木はるみ。
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