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鬼灯の寵愛
第1章 幾千の時を越えて
覚悟を決め目を瞑ったものの、なかなか触れ合わないためそっと目を開けてみた。

荊「っ!」
鬼灯「…………」

目の前に、鬼灯の顔。

荊「~~~~/////」
鬼灯「顔が真っ赤になりましたね。可愛いです」
荊「……あの……近いんですけど…/////」
鬼灯「そうですね」
荊「……動き、取れないんですけど…/////」
鬼灯「まぁ、固定してますからね」
荊「……もし、誰かに見られたら大変な事に…」
鬼灯「大丈夫ですよ、私がそいつの記憶を消してやれば良いんですから」
荊「っ~~……あの、基本的な事聞きますけど……」
鬼灯「はい」
荊「貴方は、私をどうしたいんですか…?」

ただ、ただ、荊は困っていた。

鬼灯「……私は、貴女が欲しいのです」

自分の何が彼を惹き付けるのか、分からない。

荊「どうして、私なんですか?」

以前から感じていた、自分に対する鬼灯の異常なまでの執着心。

鬼灯「おや? 分かりませんか?」

大昔からの知り合い――いや、人間だった頃からの知り合いだから?

荊「私は、ただの知り合い……同僚だとばかり思っていましたが、それではダメですか?」

知り合いだから、地獄が制定された時に同僚として雑用係に推薦したのではないのか?

鬼灯「ダメですね」

なら……――――

荊「鬼灯さん……」

何が、彼を…………――――

鬼灯「今日、貴女が『姫』だった頃の夢を見ました」
荊「!」


… … … …
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