この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第3章 偶然という運命の悪戯
「そういうわけにはいかないわ。化膿することだってあるから、甘く見ないで」
 今度は芳華が法明の傷の手当てをする番だった。水に浸した清潔な手ぬぐいで丁寧に傷口を拭き、上から軟膏をつけた。
「これで良いかしらね」
 芳華はそこでハッとした。一部屋しかない小さくて粗末な家は借りたものだが、通りに面した小窓から見えるのはすっかり菫色に染まった宵の空だった。
/941ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ