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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第10章 後宮艶夜*スキャンダル  深き眠りの底で~浄心院での日々~
 紫蘭は微笑み、男の手のひらから息も絶え絶えな小鳥を慎重な手つきで受け取った。
「それでは、私はこれにて失礼します」
 片手に小鳥を、もう一方の手に牡丹の入った籠を持った紫蘭は丁重に頭を下げた。
「そなたの名は?」
 男の問いかけはごく自然なものだった。紫蘭は素直に応える。
「紫蘭と申します」
「紫蘭―。姓は?」
「曺氏です」
 今度も淀みなく応えた。
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