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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第2章 家出
 芳華は内側から鍵をしっかりと掛け、周囲を忙しなく見回す。庭に面した八角形の大きな窓には両開きの障子戸が填っている。その戸を開き、迷わず窓枠に脚をかけた。長い下裳の下には穿袴をはいているので、ためらうこともない。
 そのままひょいと身軽に窓枠に乗ったかと思うと、ストンと地面に降り立った。たいした高さではないので、衝撃を感じることもないのは助かった。
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